「みみめめMIMI」解散。

声優:タカオユキとイラストレーター:ちゃもーい

2名による音楽ユニットみみめめMIMIが解散することが

突然twitter及びHPにて明かされた。

直前まで悠木碧と茶化し合ってたり

POLKA DOTSとして茜屋日海夏(i☆Ris)とユニットを組み

【劇場版トリニティセブン】や【劇場版FAIRY TAIL -DRAGON CRY-】へ

楽曲提供を行っていたので、本当に青天の霹靂と呼ぶしかない。

幸い、二人とも一芸に秀でているので

それぞれの道で活躍できるということを信じ、

これからもその歩みを応援していきたい所存である。

みみめめMIMIとは

君のいる町】主題歌「センチメンタルラブ」でメジャーデビュー。

同作品のヒロイン声優をタカオが務めていたが、この時はまだ明かしておらず

作詞作曲の名義もユカだったため、確定情報は少なかった。

このユカという名前は、

そもそもデビュー前に自主制作で活動していた時に使用していた名義で

現芸名のタカオユキも当時のキタオユカをアナグラムしたものである。

彼女を初めて知ったのは2ndシングルに当たる「瞬間リアリティ」。

コンビニでかかっているのを聞いて一目惚れ……ならぬ、一聴惚れした。

初めて耳にした場所が公共施設だったことと

帰ってタイアップを調べたら実写映画のタイアップだったことから

まさか歌っているのが声優だとはつゆしらず、

声優だとしたら作詞作曲もこなすなんてなんて芸達者なんだ!と思ったものだ。

瞬間リアリティに惹かれた理由は大きく分けて2つになる。

楽曲は邦楽らしいポップスの範囲から逸脱しない耳当たりのメロディだが

声質のもつ不安定さ、不安さ、不明瞭さが

どうしても「順風満帆で歌ってます!」という風には聞こえなかった。

けして下手だということではなく

そこに至るまでの苦悩、苦労、苦難が滲み出ており

希望をつかむまでの道のりが平坦ではなかったことが

この根っこの方をギュッと掴んでるような発声に繋がっているんだろう

(と勝手に思っている)。

実際音源を手にして歌詞を読み込んでみると

それは大きく外れていないような気がした。

Webインタビューにまで辿りつくと、

そこに込められた思いというやつがこれでもかと伝わってきたし

実際ファーストインプレッションでそこまで感じ取れるだけの表現力を

彼女は持っているのだと、この一曲で確信したものだ。

楽曲の方も実は聞き込めば聞き込むほどに音の粒が増えていく印象があり

意外とごちゃっといろんな音色が転がっているのが聴いていて楽しい。

5か月経ち、そろそろその感動も薄れ始めてくるころに

ブレイドアンドソウル】のアニメが放送され

サヨナラ嘘ツキ」で再び彼女の歌声に出逢ってしまうことになる。

アニメに非常によく似合った大仰な伴奏が疾走する楽曲に

「瞬間リアリティ」でしか知らない自分にはとても同じ人物が作った曲に思えず

編曲:やしきん・プロデユース:田淵智也、になってるけど

作曲:やしきん・編曲:田淵の間違いじゃない!?と疑ってしまうほどだった。

それほどまでにロックで幻想的で内省的で。

だが彼女の音楽遍歴を鑑みると不思議じゃなくなる。

そして「サヨナラ嘘ツキ」についてのインタビューを読むと

説得力は格段に上がってくる。

これはもう正直田淵智也が関わってるせいだと断言できるのだが

伴奏のテンションに引っ張られて紡がれる歌詞がまたこの上なくクサい。

そしてそれが自分の中で「みみめめMIMIが好きだ」と確立した瞬間だった。

未来なんてどうせ叶わないものだらけって

傷つけて 傷つけられて 壊れそうになった願い

自分なんて嫌い でも 本当は一番

誰よりも愛しいから 願いが止まんないよ

この対比、矛盾、翻意。これが前後の歌詞と編曲に絡まり合って

ドラマチックに訴えかけてくる。

【ブレイドアンドソウル】の主人公であり

自分の演じるキャラである”アルカ“を歌詞に盛り込んだり

直喩と暗喩(ゴールと冒険者)の綺麗な比重だったり、

邦楽では良しとされない”サビの歌詞が全部違う”だったり

たった一文字増えた”も”がもたらず心情の確変だったり

この楽曲の歌詞の魅力は筆舌に尽くしがたい。

編曲もやしきんと田淵の影響かめまぐるしく

Bメロのドラムロールの畳みかけからのサビの爆発力、

2Aメロは1番と同じメロディを3拍子で難解にしてみたり

メッセージ性の高すぎる台詞を声優の冥利でまくしたてた上で

もっとも効果的な組み込まれ方をし

最後のサビでまだここから盛り上げるか!?とそのままアウトロに抜けてく感じとか

クオリティという意味でも一片のぬかりもなさを魅せる。

と、まぁ、大体において音楽との出会いというのは

出会った瞬間が一番テンション上がると思うが

それ以後もアニメタイアップあるなしに関わらず追いかけさせてもらった。

ちゃもーい氏の手がけるイラスト、それを使ったPVも実にストーリー性が高く

だいぶお気に入っていたのでアルバムもDVD付を買わせていただいたものだ。

ユカの作り出す内側でぶつかり合うカラフルな音の魂と

ちゃもーいの描き出す散りばめられた素材の珠は

どっちも目にも耳にも情報量過多で

まさに視聴覚に訴える相性の合致したプロジェクトだったと思います。

素敵な音楽をありがとうございました。

二人が新しい未来をen! joy!できますように。

みみめめMIMI twitter https://twitter.com/mimimeme_mimi

タカオユキ twitter https://twitter.com/takaoyuki_

ちゃもーいtwitter https://twitter.com/takaoyuki_

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