【アニメ可否不可避】②姫のためなら死ねる

漫画にとってアニメ化するかしないかの話題は避けられない!

というわけで、まだアニメ化してない漫画を

可能性がありそうなものと薄そうなものを同列に扱って紹介いたします。

題して【アニメ可否不可避】。

姫のためなら死ねる

著:くずしろ による

まんがライフWINにて連載中のWeb漫画。

現在既刊6巻で、5月20日に第7巻が発売する。

「春はあけぼの~」から始まる枕草子で有名な清少納言が主人公で

平安時代の宮廷を舞台に、現代にまで語り継がれる随筆がいかに生まれたかを描く

……と書けばいかにもそれっぽく嘘でもないのだが

その解釈がぶっ飛んでいて、少納言の変質的な愛情がだだ漏れる百合4コマ漫画である。

箱入り娘で自室で書をしたためることに熱心な清少納言も

この作者にかかればブログばかり更新する引きこもりニートと表現されるのだ。

この一巻の表紙を見てどう思われただろうか。

タイトルと相俟って右のイケメンが姫を命がけで守ろうとしてるようには見えないだろうか。

見えたとしたらこの漫画は合わないと思うので回れ右だ

実際はどっちも女性だし、姫を溺愛する少納言が欲望のままに抱きしめてるだけなのだから。

(姫は姫で慕っているので拒まない)

ただ、性根が腐っても清少納言。

学があり弁が立ち振る舞いは一途でまっすぐ、

自身が抱く好意には素直且つ純粋で、自身への好意には鈍感な上に曲解しがちで、

つまるところ誰が何と言おうとやっぱりイケメン主人公格に違いはない

少年漫画よろしく周囲に人が集まってくるのは単純にほほえましくもある。

登場キャラは、辻褄を合わせるのに必要な一部の男性キャラは残っているが

主要キャラがアラカタ女体化しており、

作者も「性別……?まぁそんなことはどうでもいいじゃないですか」と開き直る。

同著書に【犬神さんと猫山さん】があり、こちらはアニメ化している。

こちらは掲載誌が『コミック百合姫』なので表現が顕著なのだが

この作者、百合でギャグ書かせたら随一ではないかと個人的に感じている。

【姫ため】は【犬神さん】よりテンション高めだし、

題材的にも求心力があると思うんだけどなぁ。

他にも、兄嫁と二人暮らしの妹【兄の嫁と暮らしています。】とか

心が童貞っぽい女子【れんあいこわい】とか

一風変わった単行本を発表し続けるくずしろ氏。

次にアニメ化する作品がどれになるのか、楽しみである。

天使1/2方程式

著:日高万里 による

花とゆめにて連載していたような気がする漫画で

おそらく既刊7巻。

内容は、唇に少し近づき始めそうな感じの

まぁベタな少女コミックなので割愛するとして

なぜ情報がアバウトかというと、作者が病気がちのため休載が多く

単行本派の筆者は雑誌で連載しているかの確証がなく

今後も続刊がでるのかが未知数だから。

どうか体調を鑑みて無理のない執筆活動ができることを祈っております。

この作品も好きなのだが、やはり日高万里を語る上で欠かせないのは

【世界でいちばん大嫌い】(通称せかキラ)を主とする秋吉家シリーズ。

まぁほかの作品にも結局秋吉家関係者がしょっちゅう出張してくるので

正直全部それじゃんと言い換えることもできるけど、

【せかキラ】が好きだったという30代付近の方は多いのではないだろうか。

今よりもギャグ成分が多めで、絵はもうちょっと少女コミックっぽくなかったこの作品

……も含めて、日高万里作品はどれもドラマCD化はしてもアニメ化が1個もないのだ。

おそらくこの【天使1/2】もないだろうなぁとは感じている。

花ゆめはアニメ化が緩いイメージのあるのになと思いつつ

それよりなにより未完の【ベリー・ベリー】や

この作品やらの結末を拝みたいという気持ちを込めて、この列に並べさせていただきます。

何回読んでも同じとこで泣いてしまう……は、まぁ漫画ではまま聞く話だが

その上思いっきり笑わせてくれるのは相当なアイデアと技量の賜物なので

どうかまた日常天国を覗きたい所存です。

以上2作品を紹介させて頂きました。

ご意見等喜んでお受けいたします。

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