【アニメ可否不可避】⑤EX 宇宙人プルカ / ああ探偵事務所

漫画にとってアニメ化するかしないかの話題は避けられない!

というわけで、まだアニメ化してない漫画を

可能性がありそうなものと薄そうなものを同列に扱って紹介いたします。

題して【アニメ可否不可避】。

この企画久々の更新になりますが今回は番外編。

前回の【恋愛怪談サヨコさん】の関﨑俊三さんが現在進行中の作品のピックアップになります。

宇宙人プルカ

著:関﨑俊三 による

ホーム社電子サイト「Z」にて連載されていた、または来春から連載される作品。

額にぱっくり亀裂が入りそこから生物がにょきっと生えてくるビジュアルが強烈で

そこはかとない不気味さとコミカルさが共存する不思議な印象を抱かせる。

神妙な美少女と寄生生物という事でSFチックな少々難解な間口に一瞬戸惑うが

1つ捲れば関﨑本来の読み進めることを躊躇わせない画力が出迎えてくれるので安心しよう。

前回はヤングアニマル掲載作品にありがちな無駄なエロスを

彼の作品からは感じないと記したが、

今回はのっけから寝室からの裸体や顔や部位のアップなど

随所にフェチズムを刺激する表現が散りばめられる。

特にムネスキーにはたまらない漫画の一つに上げられるのではないだろうか。

内容の方は、異星人が子孫を残すために地球へ来襲。

自身だけではそれは成せず人類に寄生する必要があり

それを有利にするため見目麗しい美少女をターゲットに。

なんやかんやあって寄生に成功するが

その宿主は度を越えたシャイを拗らせ対人恐怖症にまで至る少女で

異性交遊するまでの長すぎる道のりに異星人は頭に潜りつつを抱えつつ

手のかかる宿主をみんなみんなみんな叶えてくれる不思議な道具で補助する

ハート救済漫画である。プルカというのはその異星人の名称。

プリキュアとは語源以外共通性はない。たぶん。

基本的に心優しく健気なヒロインなので、プルカに感情移入してみるもよし、

ムチャ振りが手のかかる弟みたいとヒロインに感情移入するもよし、

そうまで思わないと普通の思考とはちょっとずれてる2人のシュールレアリズムを楽しむもよし。

正直この題材でアニメ化するとはちょっと思えないがしてほしいという事でここに紹介させて頂きます。

それだけで作品の魅力をゴリ推せるほどとにかくヒロインがぽんこつかわいいので

一度読んでみてほしい。思考放棄による暴走にだけはご注意を。

そんな【宇宙人プルカ】単行本第1巻は1月19日発売です!要チェックですよ!

ああ探偵事務所

関﨑俊三を漫画家として確立させたヤングアニマルを代表する探偵漫画。

“アニメ化し(て)ない”というカテゴリでこの位置にはいるが、

15巻まで刊行されドラマ化もされた大ヒット作である。

この作品の最大の個性は、探偵業の作中での取り扱い方である。

普通探偵ものと言ったら殺人事件が発生して颯爽と駆けつけ

難解なトリックを見破り犯人の重い境遇に同情してハッピーエンド?

というのが通例だと思うが、

こちらは現実の探偵の方々よろしく浮気調査やら探し物困りごと請け負いがメインである。

探偵であっても推理漫画に非ず

むしろ奇抜な推理で序盤から確定している犯人をどう追い詰めていくかを楽しむのが健全だと思われる。

それだけでも他と一線を臥すのに個性と呼ぶにはあまりに特徴的すぎるキャラづけで

一風変わった事件と相乗して完成度の高いストーリー性を作り上げているのだ。

個人的には「ノーベルいい人で賞」「幻のストリートミュージシャン」あたりが好き。

後者はおそらくファンの中でも屈指の人気かと。

それと14巻の表紙の涼子さんがおそろしく美しい。

アニマルにしては地味だった作品かもしれないが

少なくとも筆者B的には間違いなくヤングアニマルで一番好きな作品です。

……まぁそれでも正直サヨコさんの方が好きなんですけどね!


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