【アニメ報連想】④ゼロから始める魔法の書 他

現在放送中のアニメから『連想』したものを

報告・連結・妄想して過去のアニメをおススメします。

題して、【アニメ報連想】

ゼロから始める魔法の書

電撃文庫より発行されている

著:虎走かける・絵:しずまよしのりによるライトノベルが原作。

「獣堕ち」と呼ばれる半身半獣

(とは説明されてるが話せて二足歩行してるだけでほぼ虎)の主人公と

乏しい感情表現に卓越した魔力と美貌を持ち合わせた「魔女」であるヒロインが出合い

目的のある魔女が主人公を傭兵として雇い旅を始める冒険譚。

見た目は凶悪な虎そのものな上に膂力も尋常じゃない肉体を有してるにもかかわらず

お人好しで料理が得意という人間臭さが魅力。

ヒロインも、博識で冷静なのに日常生活における非常識さが突拍子もない行動に至り

殺伐とした”魔女狩り”に添える一縷の清涼となっている。

“魔法”という概念がまだできたばかりで、

それが世界の均衡を崩してしまう恐れがあることから

その虎の巻を人虎と追う虎走かけるが描く王道ファンタジー。どんだけ虎が好きなんだ

ありふれた題材でいかに個性を出すのかが難しいこの世界で

回を追うごとに面白く感じてきている。

中盤に差し掛かり、騙し合い(という名の洗脳し合い)の体を擁し

シリアスな会話パートで胸締め付ける展開が成された。

ストーリーもそうだが、会話の単語選びも秀逸で

洋画のジョークのような言い回しが想像力を掻き立てられ

いつのまにか今期3本の指に入るほど更新を楽しみにしている自分に気づく。

というわけで、

今回は初見タイトルで見る気が削がれてしまうが結局面白かった作品に関連付けたいと思う。

その理由は雑多に及ぶと思うが、おおよそ

・ラノベ然とした漠然と長ったらしい文章タイトル

・似たよーな他と区別のつかない有象無象のタイトル

等があると思う。

この【ゼロの書】というタイトルで何を連想したかは以前の記事を読んでもらうとして

まずは【ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

GA文庫より刊行されている著:大森藤ノ・絵:ヤスダスズヒトによるライトノベルが原作。

2015年4月放映。

どうだろう、この現代のラノベを象徴するかのようなタイトル。

正直見てみようと思う気力すら奪われかねなかった。(個人の感想です)

小説にこのタイトルをつけるのは間違っているだろうか?とならなかったのか

甚だ疑問である。

だがこれが見てみると面白い、かわいい、深い(地層が)。

チャラいタイトルとは裏腹に堅実なダンジョン侵攻を見せてくれる。

むしろ雰囲気としては同時期に放送された【灰と幻想のグリムガル】に近い。

弱い主人公達が努力して少しずつ強くなっていく様は少年誌の如く熱い。

でもひそかに無自覚で女性も攻略していくあたり抜け目ない。

キャラクターも「例の紐」がアニメ流行語大賞銀賞を受賞するほどのインパクトを残した。

ヤスダスズヒトのスタイリッシュに変質的なデザインはもはや国際レベルらしい。

現在【ダンまち】の外伝である【ソード・オラトリア】が放送中なので

そちらと合わせて楽しみたいところだ。

こっちも【ソードーアートオンライン】に空目して紛らわしい

次に【私がモテてどうすんだ

別冊フレンドにて連載中のぢゅん子による漫画が原作。

2016年10月より放映。

これを見て

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!】を連想しない人はいるのだろうか?

ニュアンス的にも内容的にもほぼ真逆になるのに、この字面はよくない。

どっちが先に出てもどっちかが言われるに違いない。

ただ視聴してみるとタイトルで感じた認識が大きく変わる。

どうせ内気な少女が自分に自信がないのになぜか男性に言い寄られ始めてあっちこっちどっちつかずでどの相手にも優柔不断に好きかもを乱発してイラッとさせられるかと思いきや

オマエ(♂)とオマエ(♂)のカップリングが見たいのに

矢印(→)をワタシ(♀)に向けないで!

という生粋の2次元愛好思考が非常に非情で面白い。

アニメ最終話時で主人公が誰にもなびき切ってないのも珍しい。

しかし、安易にラブに走らないのは好感だが、

正直「6」以外とくっついたら納得いかないかなと思う視聴者は

おそらく自分だけじゃないはず。

そして最後は

まさしくタイトルで敬遠しつつ1話だけ見てやっぱダメで、

でもなんとなしに2話以降を見てみたら面白かった【ゼロの書】同様今期のアニメ↓

ロクでなし魔術講師と禁忌教典

富士見ファンタジア文庫にて刊行されている、

著:羊太郎・絵:三嶋くろねによるライトノベルが原作。

もはやいろんなものと被っていてまずタイトルでの吸引力は皆無。

それでも「面白い作品とタイトルは関係ない!」という思いで1話を見るも

主人公がクズすぎてそれを挽回する場面もないまま終わったので視聴を見送っていた。

そしてどうやらそうしたのは自分だけじゃなかったらしい。

ニコニコ動画ではまずありえない現象ではあるが、2017年5月末の時点で

第1話より第2話の方が再生数が多い

実際第2話は主人公の示す理論が種明かしされ、初回で集めたヘイトを見事に消化し

教師として生徒に道を示すほどの功績へと昇華させた。

以後ロクデナシ部分はそのままながら次々と起こる事件を解決していく

さながらファンタジー版【GTO】となる。

予算の都合なのかもしれないが、【Re:ゼロ】のように

初回1時間特番にするべきだったのでは、と思わざるを得ない。

まぁ……もっとも、原作改題前の「ニートなボクが魔術の講師になったワケ」だったら

2話を見ることもなかった、かもしれない。

と、いうわけで

逆に個人的に今期で見てみたいと思わされたものは【正解するカド】や

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?】である。

前者は「何が?誰が?正解する?カドってなに?」

「Sound Horizonの『イドへ至る森へ至るイド』みたいな感じ?」

と興味をそそられたし

後者は「全部説明しとるがな。絶対おもろいやつや」

と期待を煽られた。

(長文タイトルかもしれないが、こちらはもじっているのが分かるので気にならない)

時に顔となり作品の印象を大きく左右する題字のセンス。

そろそろ適当につけた【報連想】は微妙だったかも……と思い始めてる筆者Bでした。

ここまでお読みいただき有難う御座いました。

ご意見等喜んでお受けいたします。

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