【同人音楽のすゝめ】M3-2017春①【レポ】

4月30日、東京流通センターにてM3-2017春というイベントが催され

毎度参加している筆者Bは今回も漏れず参加してきました。

そもそも、聞きなれないという方が多いと思いますので

そのあたりも踏まえて記させて頂ければと存じます。

ちゃんと少しはレポートも添えた後半はこちら

M3とは

Music Media-Mix Marketの略で

端的に言えば年に2回ある同人音楽即売会。

コミックマーケット(通称コミケ)は聞いた事ある方が多いと思うが

要はそれの音楽系特化型。

千を超えるサークルが万を超える聴き手と交流するイベントで

サークル参加・一般参加両者の意識は”生産者・消費者”だけではなく

同じ音楽が好きなもの同士の仲間と捉えている節がある。

CDが売れないと言われて久しい昨今、

何千何万というコンパクトディスクが飛び交う光景は

おそらくここでしか見られないのではないだろうか。

これは音楽の根本に関わる話だと思うが

CDは売れなくとも音楽の需要が無くなったわけではない。

無下に消化されてしまう音楽を良しとしない表現者達が

自身の在り方や尊厳を保つためにも、こういった場は必要だと考える。

同人音楽とは

そもそも同人音楽ってなんやねんという方も多いだろう。

同人誌が、”同好の士が集って作成する雑誌”なわけで、

正直参加者一人のサークルが多いのに対し

音楽は作詞・作曲・ジャケット・歌い手を分担することが多い分

より”同人っぽい”活動だと思う。

もしくは、

メジャーシーンを目指すインディーズバンドの方がイメージしやすいかもしれない。

(正確にはメジャーデビューを目標としてない場合が多いが。②にて後述する)

同人音楽出身アーティストは、タイムリーな所でいくと【進撃の巨人】がある。

Linked Horizon、もしくはSound Horizon代表のRevo

主にコミケにて同人作品を販売していた。

音楽性は一貫してRPGのサントラを思わすファンタジー音楽。

間違いなく同人畑からもっとも高く羽ばたいた一人だろう。

【天鏡のアルデラミン】の岸田教団&THE明星ロケッツは、以前にも

【GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり】【ストライク・ザ・ブラッド】等を担当。

しかもタイアップ先のタイトルを曲名に冠するという、否が応でもリスペクトを忘れないスタイル。

特長的すぎるギター(怪獣の鳴き声に似ている)にソリッドなロックサウンドが特徴で

今でも主に東方アレンジでコミケ等に出展している。

【六花の勇者】UROBOROS黒瀬圭亮は、最近はメジャーのみの活動だが

本人のビジュアル系好きが高じて現在のバンドが出来上がった。

以前はAsrielとして【モノクローム・ファクター】【11eyes】等に関わっており、

アニメ・ゲームと親和性の高いゴシック&クラシカルな編曲が特徴。

萌え路線でいくと、直近では幽閉サテライトが目覚ましい。

【バーナード嬢曰く。】【腐男子高校生活】【大家さんは思春期】等を担当し

名義的には姉妹サークルである少女フラクタルを名乗っているが

シリアスな東方アレンジとタイアップのポップさで音楽性の幅を見せつける。

その他、

歌手でいくと【ハヤテのごとく】のKOTOKO、【灼眼のシャナ】の川田まみ等擁するI’VE

【ひぐらしのなく頃に】の片霧烈火、【エスカ&ロジーのアトリエ】の霜月はるか

【大図書館の羊飼い】の中恵光城少女病としても【聖痕のクェイサー】に関わり……

などなどなど実に多くのアニソンクリエイターを輩出しているのだ。

尚、ボーカロイド歌ってみた等も”同人音楽”に含まれるとは思うが

そもそも同人活動してた者がニコニコ動画に投稿しだした物も少なくないので

個人的には「同人出身のボカロP」といったような表現がしっくりくる。

特に黒うさPとして名高いしゃな氏はWhiteFlameで、

ガゼルとして脚光を浴び今やアニソン界でひっぱりだこのやなぎなぎは、

古いCDを持ってる身としては非常に感慨深いものがある。

こういった「昔からこの人たち知ってるんだぜ~」的な発見は

もしかしたら他のジャンルよりしやすいのかもしれない。

それだけが目的ではちょっと遠慮してほしいが

マイナーでも良質であればもしくは好みであればナンデモイイと思っている筆者の方が稀だと思うので

そこを押し付けようとは微塵も思わない。

少しでもとっかかりがあればという願いである。

ここまでお読みいただき有難う御座いました。

ご意見等喜んでお受けいたします。

>>おさらいだけで長くなったので後半に続きます。

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