【AD-LIVE 2016】第6巻(浅沼晋太郎×下野紘)【レビュー①】

【AD-LIVE 2017】の出演者・日程が発表され、

7月9日よりぴあからチケットが独占発売。

にわかに気分が盛り上がってきたこちらのシリーズですが

この度【AD-LIVE 2016】千秋楽の第6巻

浅沼晋太郎×下野紘の公演したDVDをアニメイトにて購入したので

その特典DVDと併せてレビューさせて頂きます。

ネタバレは避けたつもりですが

画像を添付しているのでそれすら見たくない!って方は気を付けて下さい。

1巻辺り¥8,000(税抜)とそこそこ高額なので

他の巻を揃えるかは今のところ未定ですが

2017を見に行くor購入を迷っている方がいるのであれば

少しでも背中を押せたらと思います。

※AD-LIVEとやらがどんなものかはこちらをご覧ください。

簡単に申しますと、世界観だけ決まっており、

演者が自分の考えた登場人物で舞台に上がり

あとはアドリブ(即興)で物語を進行していくもの。

持ち物は一般で公募された無作為なワードが詰まったカバンだけ――

まずこの巻を買った理由は至極単純に浅沼晋太郎と下野紘が好きだから。

それとこの年からこれまで鈴村健一が行ってきた演出に

浅沼と川尻恵太が加わりより舞台演劇のテイを成している(はずだ)から。

2016年度版のテーマは以下HPより抜粋。

もし、今と違う「会いたい自分」がいるとしたら、それって……「どんな自分」?

家族、友人、恋人、あるいは、憧れの有名人、お世話になった恩師、
幼い頃に引っ越した友達、様々だと思います。

そんな、あなたの“会いたい”を、
BELLSON社が開発した「マインドダイブシステム」が叶えます。
マインドダイブにより、会いたい人の心の中に直接入り、
コミュニケーションを取ることが可能です。

でも、あなたの会いたい人は、とある理由で、自分が誰かを覚えていません。
どうか、あなたのサポートで、会いたい人が自分を思い出し、
あなたと本当の意味で“逢える”ことを祈っています。

AD-LIVE 2016のテーマは『会いたい人』!

舞台上で繰り広げられるのは、
会いたい人と、会いたい理由がある人の二人が紡ぐ物語。

果たして二人は本当の意味で“逢える”のか。
あるいは、予想外の結末が待っているのか!?
誰も知らない奇跡の瞬間、90分間、全てアドリブで紡ぐ舞台劇、
是非お楽しみください。

マインドダイブ」という設定からすでにもうこれまでのテイストと異なり

わかりやすく頭脳が3つに増えて巧妙化したシナリオが期待できる。

とりあえず登場するや否やポニーテールの浅沼がかっこいい。①

クイズ形式での質問の意味があるのかないのか微妙だが

ここのアドリブワードが鬼武者版のそれを連想する引きの良さを見せる。②

ここまでシルエットでしか登場していない下野も仕掛けを用意しており

クイズが終わりスポットライトに姿を浴びせた瞬間

大いに観客を沸かせ大いに浅沼を動揺させた。

そりゃ浅沼も「そう……きましたか」と口をつくというもの。

そのキャラがなんなのかは【AD-LIVE 2015 第6巻】をご覧ください。

続いてランダムに3つのキーワードがバス停として眼前に突き刺さるが

何も知らなければ「選んだんじゃないの?」と思うような単語が現れる。③

そんな幸運を利用してか元々そうするつもりだったのか

演出として参加していることを逆手に取り浅沼がいきなり禁忌を犯す

果たしてそのムチャ振りに乗ったのかもともとの設定なのか判断に困るが

下野が縦横無尽に暴れまわり、観客を笑わせ浅沼が手を焼く。④

……なんだか終始そのやり取りが繰り返されるわけだが

下野はコメンタリーで「浅沼さんの困ってる顔が好き」と暴露してたので

やはり狙っての犯行なのだろう。

各公演必ず一回ある乱入パートではハラハラさせられた。

なぜなら浅沼の演じる役が一番出て来ては困るであろうキャラクターが投げ込まれる。

そう、鈴村健一もまた、浅沼の困った顔が好きな一人だったのだ。

その乱入者がそのキャラであったことが⑤、実は結末により説得力を持たせていたことに

この時はまだ気が付かない。

やがて物語は終盤にさしかかり徐々にシリアスに偏りだし、

ここでまた浅沼がアドリブワードで”会いに来た人物”が

“会いたい人物”への想いを、全ての人が共感できるであろうワードを引く。⑥

最終パートはもうすべてが見どころで、

クライマックスで下野が浅沼の設定したキャラにようやく乗っかった瞬間!

それまで積み上げた①~⑥が見事にがっちりと噛み合い、そしてぶち壊される

観客と一緒にモニターの前で「うぉ~~~?!」となること請け合いだ。

浅沼が(すべてアドリブでありながら)「演劇に仕上げたかった」と語る通りの終幕に

軽く鳥肌を立たせながら余韻のエンディングを眺めていた。

最初は、浅沼さん設定ガチガチで下野さん窮屈そうだよ~

と思ってしまった部分もあったが

この結末と次のdisc.2の夜公演とコメンタリーを見て、

むしろさすが浅沼さんだわ~とひとしきり感動してしまった。

2015公演であったような”泣き”とはまた違った展開に

浅沼の”普通には収まらない”器を垣間見た気がする。

disc.1の昼公演だけで長くなってしまったので

続きは >> 後半へ

AD-LIVE 2016

AD-LIVE 2017

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