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2017秋アニメ注目の乙女向けアニメ6作品を紹介!
皆さん、2017秋アニメ楽しんでますでしょうか。
まだアニメにハマってから5年目の筆者Bが
とりあえず序盤を視聴してみた雑感を書き綴ってみます。
(語彙がないので過去作品を例に出すあたり容赦ください。)
アイドルマスター SideM
原作:バンダイナムコエンターテインメント
製作会社:A-1 Pictures 監督:原田孝宏、黒木美幸
OP「Reason!!」315 Pro All Stars
キャスト:天道輝(CV.仲村宗悟) 桜庭薫(CV.内田雄馬) 柏木翼(CV.八代拓)
ゲーム業界の台風の目【アイドルマスター】から女性向け版を配信してから3年。
早くもアニメ化まで漕ぎ着ける大盛況ぶりを見せつけた。
最初期のJupiter実装時に比べればその反応に天と地の差が有るのなぜだろう。
内容としては第0話としてJupiterの3人が現事務所へ所属するまでの経緯が描かれ
第1話以降も各ユニットをフューチャーした展開となる。
なんとなくDRAMATIC STARSの天道輝を主人公に据えており
天ヶ瀬冬馬を天海春香の位置づけとするならば
彼はデレマス島村卯月とミリマス春日未来を足して2で割ったような立場にいる。
アイドルという茨の道を歩み始める直前の職業が異色、
ということ以外は概ねベタなストーリーなのだが
短い時間ながらも掘り下げが丁寧なので手軽にドラマティックを味わえる。
さしづめインスタントエンターテインメントといったところか。
もちろんいい意味で、だ。脚本が充分練られている証拠だ。
特に奇抜な衣装のS.E.Mが奮闘する第4話は
そのビジュアルの肉付けとしてはあまりにも温かく感動的。
“中の人”を重んじる女性アニメファンの本質を見極めてか
本家【アイドルマスター】よりも声優を前面に押し出す特番が組まれることも多く
故に、キャッチコピーである「理由あって」の汎用性が高さが
共有意識を育み視聴した後の満足度は高い。
といった具合にとりあえず期待には及第点。
あとは多分訪れるであろう事務所存続の危機をどう乗り越えるか、楽しみだ。
DYNAMIC CHORD
原作:honeybee black
製作会社:studioぴえろ 監督:影山楙倫
OP「p.s. i hate you♡xxx」[rêve parfait]
キャスト:香椎玲音(cv.江口拓也) 月野原久遠(cv.鳥海浩輔)
檜山朔良(cv.寺島拓篤) 結崎芹(cv.柿原徹也)
こちらもアプリゲームが原作の作品。
一応バンドを題材にしてはいるが、
楽曲を聴く限りそんなに弾き倒すタイプのバンドはいない。
各バンドに大きな差異は特に感じないが
曲はどれもかっこよく、アップルポリッシャー等バンド名の響きも意味深で好い。
Liar-Sのビジュアルは好みだし、ゲームのイラストも美麗。
声優も豪華で実に素晴らしいキャラソン製造コンテンツという認識を持っていたので
視聴してみたわけだが……
これはまた新しい伝説が生まれてしまったかもしれない。
どの類の伝説かは一度見て確かめてほしい。
筆者Bにしては珍しく世間との印象が一致したアニメである。
【妹さえ】の不破春斗の心境は、まさしくこういった作品が生むのであろう。
戦刻ナイトブラッド
原作:オトメイト×KADOKAWA×マーベラス
製作会社:颱風グラフィックス 監督:菊池カツヤ
OP「天下絶景」
キャスト・歌唱:織田信長(CV.森川智之) 豊臣秀吉(CV.花江夏樹) 上杉謙信(CV.鳥海浩輔) 武田信玄(CV.小西克幸) 真田幸村(CV.山下大輝) 伊達政宗(CV.梅原裕一郎)
同じくアプリゲームの……って今季多いな。
しかもまた武将……それでもこのキービジュアルに惹かれるのだから
割と自分も含めアニメファンはチョロイ。
タイトルの示す通り吸血鬼の要素も含んでおり
さらには敵軍はケモミミを蓄えており
乙女ゲー好きの琴線を激しく掻き毟るであろう要素がてんこ盛りで
最終話どう着地させるのか非常に気になる設定だ。
それでいて武将を題材にしているにもかかわらず
主軸は典型的な逆ハーレム恋愛脳まっしぐらだから手におえない。
【異世界はスマートホンとともに】で物議を醸したご都合主義と同じ系譜にあり
ものの見事にティ-ン向けといった具合だ。
とにかくかっこいいキャラが鼻の曲がるようなセリフを絶え間なく放ってくるので
ゲームの雰囲気をしっかりとアニメで表現しているように感じる。
ダイナミックコードとは違い、
原作ファンであれば心置きなくキュンキュン出来る作品となっているのではないだろうか。
とりあえずビジュアル的には蘭丸と半兵衛がめちゃくちゃ好み。
彼らがどう血に染まるのか楽しみにしたい。
Code:Realize 〜創世の姫君〜
原作:オトメイト
製作会社:M.S.C 監督:山本秀世
OP「kalmia」Mia REGINA ED「twinkle」カルディア(CV.早見沙織)
キャスト:アルセーヌ・ルパン(CV.前野智昭) エイブラハム・ヴァン・ヘルシング(CV.諏訪部順一) ヴィクター・フランケンシュタイン(CV.柿原徹也) インピー・バービケーン(CV.森久保祥太郎) サン・ジェルマン(CV.平川大輔)
こちらもゲーム原作。
架空のロンドンを舞台に、しかも怪盗に高じるとあって
前期の【プリンセス・プリンシパル】男性版といった趣き。
キービジュアル……というか、ゲームのパッケージだけで
その切なさと狂おしさが伝わってくるような魅力的な設定が目を引く。
そう、主人公は全身が猛毒に覆われた囚われの姫。
触れたものすべてを溶かす特殊体質の持ち主で、
孤独に冷えきった心はいつしか表情までも凍らせ
彼女から笑顔を奪ってしまった。
怪盗紳士ルパンはその名に恥じぬ活躍を繰り出し
果たして彼女の心を解かして笑顔を取り戻させることができるだろうか――
といったところか。だとしたら熱い。最後まで見守りたい。
正直公式ファンブックの表紙を見ればその結果は明らかなのだが
その経緯を識るだけでも価値がありそうだ。
とにかく主人公が可愛い。設定に裏付けされた微表情も麗しいし
早見沙織の声も相まって今季一番のヒロインといっても過言ではない。
【赤髪の白雪】【神々の遊戯】と
少女むけ作品の主人公を務めることも間々ある彼女だが
儚くも強かでしっかりと芯のある女性を演じている声質が特に好い。
大元がシリアスなのでコメントは無粋なのかもしれないが
胸元の宝石を明かすためにおもむろに衣服を脱ぐ主人公に
ルパンが自制心をフル動員して耐えた際に口走った
「俺が紳士じゃなかったらどうなっていたことか!」に対し
「溶けてたな」「死んでた」等、大量の正論を流す諸君も愛しい。
つまるところニコニコ動画で見れるのが嬉しい。
常々ゲーム原作の利点だと思っているのだが、とにかく台詞の密度があり
説明口調と話し言葉の中間くらいで交わされる会話も好み。
敵と思しきキャラ(CV.梶裕貴)もかわいいし、
個人的に今季のベストアニメ候補である。
おそ松さん
原作:赤塚不二夫
製作会社:studioぴえろ 監督:藤田陽一
OP「君氏危うくも近うよれ」A応P
ED「レッツゴー! ムッツゴー! 〜6色の虹〜」ROOTS66 Party with 松野家6兄弟
キャスト:おそ松(CV.櫻井孝宏) カラ松(CV.中村悠一) チョロ松(CV.神谷浩史)
一松(CV.福山潤) 十四松(CV.小野大輔) トド松(CV.入野自由)
第1期でアニメ業界を席巻し震撼させ新たな伝説作品となった【おそ松さん】。
下品とナンセンスをポップに昇華し、
そこにはたしかに故・赤塚不二夫へのリスペクトがちゃんと含有されているように感じる。
これぞ古き良きギャグアニメ。見ても何も残らないくらい潔く無為な時間を過ごせるだろう。
引き続きOPを担当するA応Pも良曲で、まさかまふまふが楽曲提供するとは思わなかった。
EDも無駄に豪華で大槻ケンヂ、吉井和哉、スガシカオ他全27名という謎の大所帯。
なんというか、あらゆる意味でなんで今放送できてるのか
むしろ今だから放送できているのか、
本来あるべき姿とも言える”怒られる”アニメ。
他の作品もその心意気を見習ってもらいたい。
感想? 絞っても出涸らししか出ないくらいくだらないとしか言いようがない。
それが最高におもしろい。
無論、女性がハマる理由はいまだによく分からない。
シコ松とかどう思ってるの?
大正メビウスライン ちっちゃいさん
原作:大正メビウスラインVitable
製作会社:studio A-CAT 監督:渡部周
OP「求むる事は罪なのか」六弦アリス ED「笑顔の縁」早川諒
キャスト:柊京一郎(CV.内匠靖明) ミサキ(CV.花田光) 時雨(CV.三浦祥朗)
【大正メビウスライン】という恐ろしくシリアスでエグイ
本来18歳未満禁止のレッテルと血しぶきがこびりついた乙女ゲームが原作。
冒頭もなにやら主人公らしき人物が神妙な面持ちで独白し、
どんな大正ロマンが始まるのかと思いきや
次のシーンになると既に2頭身に変幻。
なりたいなぁと呟いた彼の願いはあっけなく叶ってしまった形に。
経緯とか前触れとか何もないのだが説明はあるのだろうか。
3分ほどのショートアニメなので物語も動かないだろうし
原作の内容をどこまで開示するかもわからないので何とも言えないが
とりあえずタイトル通りちっちゃいキャラがわちゃわちゃするのを眺めて
癒されるのが吉か。
主題歌だけはガチで、
六弦アリスにしては(これでもだいぶ)ポップな曲調なのだが
六弦アリス史上初のメジャーシングルとなるのか!?
発売が待たれる。
というわけで今回はこの6作品を並べてみました。
一つの例として参考にしてもらえたらと存じます。
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