2018冬アニメ完走日記-type.B-② ~よりもい、ゆるキャン、りゅうおう 他~

2018年冬アニメの萌え作品をピックアップ!

皆さん、2018冬アニメ楽しみましたでしょうか。

まだアニメにハマってから6年目の筆者Bが

見終わったアニメの感想を書き綴ってみます。

序盤の印象はリンク先に綴ってあります。

 宇宙よりも遠い場所

脚本:花田十輝
制作会社:マッドハウス 監督:いしづかあつこ

OP「The Girls Are Alright!」saya ED「ここから、ここから」

キャスト・ED歌唱:玉木マリ(CV.水瀬いのり) 小淵沢報瀬(CV.花澤香菜)
三宅日向(CV.井口裕香) 白石結月(CV.早見沙織)

再生数や話題という意味ではある作品に後れを取りながらも

慎ましながら視聴者を感動の渦にどんどん巻き込んでいった

週刊落涙注意報こと【よりもい】。

内容は”女子高生、南極へ行く“という読んで字のごとくのそれで

約一名の動機が母の行方不明にかかっているくらいで

基本的に青春ポジティブ冒険譚である。

自信はある、でも見てもらわないことには始まらない。

そういう心境かわざわざ【ノゲラ】スタッフということを全面に押し出して

番宣に勤しんでいたがそれは完全に杞憂に終わった。

見よ、twitterの”#よりもい”のタグを!

大げさではなく一話ごとに涙する人が続出してるではないか!

しかも【アビス】の時とは違い阿鼻叫喚なものではけして無く

登場人物の細やかな心境に共感または触発されて流れる清涼感溢れる涙。

目から流氷が落ちるのを止められない。

毎回泣かされるのでこのペースでエピソードを盛り込んで大丈夫か?

という心配もよそにこれでもかと毎話濃い青春ストーリーを描くのだから

ほんと、このスタッフには脱帽だ。いしづか監督と花田先生がすごい。

キャラ・脚本・音楽・声優その他諸々非の打ちどころがなく

振り返ってみればしっかり伏線も張っては回収されていた。

特に、同じセリフなのに前後で意味合いが変わる演出が秀逸で

その台詞がもう一回出て来たときの爆発力たるや。

さながら孤独やネガティブが涙腺に仕掛ける地雷なり。

二回目にその台詞が前向きに変換され通った瞬間

「あのときの台詞と同じだ!」と大爆発を起こす。

間違いなく、今期一番評価されたアニメだろう。

個人的にはラジオの方も追いかけさせてもらって

花澤香奈をいじる水瀬いのり“という新しい構図が好かった。

萌えアニメ御用達の二人だが、媚を売らない方向性。

水瀬がアクティブになるとこんなに面白いのかと見直した次第だ。

 スロウスタート

原作:篤見唯子
制作会社:A-1 Pictures 監督:橋本裕之

OP「ne! ne! ne!」STARTails☆ ED「風の声を聴きながら」三月のパンタシア

キャスト・OP歌唱:一之瀬花名(CV.近藤玲奈) 百地たまて(CV.伊藤彩沙)
十倉栄依子(CV.嶺内ともみ) 千石冠(CV.長縄まりあ)

ただただひたすらかわいいしか出てこないきらら系統まっしぐらで

期待通りの役目を果たした【スロスタ】。

あざと過ぎる萌えが鼻につく気持ちもわかるが、個人的に充分楽しめた。

もはや主人公が一年浪人してることなどどうでもよくて

分かりやすい萌のアイコンの組み合わせで

30分ひたすらかわいい構図の大盤振る舞いの中

栄依子と榎並先生の関係性だけは意外性があって新鮮。

ドS同士のせめぎ合いとか激しく興奮する。

そこだけ切り出すと陳腐だが弱百合性萌え作品の中にあると

一種の禁忌にも見えて映えるということかもしれない。

まぁ全体的に

栄依子以外の同級生が知的発達障害を疑うレベルで高校生に見えないせいか

大人組のやり取りのほうがギャグ作品として優秀。

あとはアホの娘3人を眺めて癒されてこの作品の魅力の100%だろう。

主題歌はよくもまぁこんなにも新しい合いの手を生み出すなぁと感心する。

これだからアニソンの可能性は未知数なのだ。

ステレオを縦横無尽に走り回る「ね!ね!ね!」がかわいい。

 三ツ星カラーズ

原作:カツヲ
制作会社:SILVER LINK. 監督:河村智之

OP「カラーズぱわーにおまかせろ!」 ED「ミラクルカラーズ☆本日も異常ナシ!」

キャスト・歌唱:結衣(CV.高田憂希) さっちゃん(CV.高野麻里佳) 琴葉(CV.日岡なつみ)

上記【スロスタ】とは見た目も精神年齢も同じくらいに見えるキャラ造形と口調だが

こちらはれっきとした小学生。そういう意味では割とリアルなリアクションに見える。

というかいい具合にリアルなウザさが再現されている。

力関係が三つ巴になってるようで微妙に均衡を保ってないのがミソで

絶対にさっちゃんを可愛いと言わない+コトハに致命傷に至る指摘をする

等なんだかんだ一番引っ込み思案っぽいリーダーの言霊の強さが

絶妙なパワーバランスだと思っている。

……まぁむしろ普段はだいたいかわいそうな目に遭ってるので

そのくらいの気概があって初めていい塩梅なのかもしれない。

思いの他中学生や高校生のサブキャラのノリが良く

子供の悪戯や発想に付き合ってくれるいい町民性をしていてほっこり。

オヤジの全面協力っぷりも警官のツンデレも微笑ましいし

優しい世界観だなとつくづく感じる。

初めはどうしても【苺ましまろ】の類似性が評価を邪魔しがちであるが

身内の中だけで完結しているそれとは違い

こちらはだいたい街を巻き込んでの小紀行となるので住み分けは可能。

まぁそれでも主要人物の性格に差異がないので

どっちも好きな人だという意見の方が多いのだろうが。

それにしても3人の子供演技が上手すぎる。

とくに高野麻里佳は新アニメ【ウマ娘】との差といい

そもそも本人のビジュアルともかけ離れたクソガキ演技がお見事。

次のブレイク声優に近い一人と言えるのではないだろうか。

 メルヘン・メドヘン

原案:松智洋/StoryWorks イラスト:カントク
制作会社:フッズエンタテインメント 監督:上田繁

OP「わたしのための物語 〜My Uncompleted Story〜」fhana
ED「sleepland」上田麗奈

キャスト:鍵村葉月(CV.楠木ともり) 土御門静(CV.末柄里恵) 学園長(CV.岡村明美)

アニメが1クールに何十本と制作されてしまう事が当たり前となってしまった

昨今だからこそ起こり得る悲劇が、今期もまた一つ産み落とされてしまった。

カントクのキャラデザによるトップクラスの萌えイラストというだけでも

相当ハードルは高いのだが、

前期の【妹さえいればいい】は成功に終わったと言ってもいい。

だが早速2、3話あたりでもところどころ怪しいカットがチラチラしていたが

第6、7話辺りで目立つようになり

8話で盛り直したかと思われた矢先に9話以降延期のお知らせ。

そして2週間待たされたその第9話でその窮状が露呈してしまった形になる。

恐らく順番としては、この9話が上がってきた時点で危機を感じ延期。

人員を補填して気合を入れて10話以降、もしくは11話以降を紡ごうとしたのだと思う。

(つまり空けた2週間で9話を描いてたわけではないということ)

今また最終2話はお預け状態となっているがいつになるかは未定だ。

個人的には【おれツイ】以来の作画崩壊アニメとなった。

肝心の内容の方はというと、

原書がモチーフな所だったり著書を技名として叫ぶ辺り、

ドキっ!女性だらけの和洋折衷【文豪ストレイドッグス】~ポロリもあるよ~

といった感じ。

作画さえよければまぁ割と楽しめそうな題材ではあった。

逆に言えば事件さえなければ

普通に凡百な評価で留まり容易く風化してしまった可能性もあるので

こうして話題になったのだから結果オーライ……なわけあるか!あってたまるか!

松智洋先生も天で悲しんでいるかもしれない。

どうにか落としどころを定めて完結させてほしいところだ。

 ゆるキャン△

原作:あfろ
制作会社:C-Station 監督:京極義昭

OP「SHINY DAYS」亜咲花 ED「ふゆびより」佐々木恵梨

キャスト:各務原なでしこ(CV.花守ゆみり) 志摩リン(CV.東山奈央)
大垣千明(CV.原紗友里) 犬山あおい(CV.豊崎愛生) 斉藤恵那(CV.高橋李依)

文句なしに今季ナンバー2と名高い評価を得た【ゆるキャン】。

実際はこちらと【よりもい】が一番だ!という人はほぼ同数いると思うし

シリアススキー的には【ヴァイオレット】がそこに加わるかもしれない。

どちらにせよ、前評判からもっとも躍進した作品ではないだろうか?

こちらもきらら系統らしく緩い百合要素も伴った美少女日常系ではあるのだが

キャンプ要素という曲者が優秀過ぎた。

経験に基づく確かなキャンプ情報と、それを支える超美麗な背景

そこでヒロインと主人公の絶妙な距離感と部員との微妙な距離感の違いや

それが解けていく丁寧なストーリー構成が、強烈な浄化効果をもたらしてくれる。

基本的にゆったり時間が流れていくのを眺めて楽しむアニメなのだが

1話に1度くらいドッキリ的な不意打ちな笑い処があるのがアクセント。

シテやられた感も味わえる贅沢な作品になっているぞ。

キャラクターの造形も個性というありふれた表現を使わざるを得ず

特にはんなり方言ドS少女という豊崎愛生の新境地が魅力的。

牧歌的な背景音楽も良いし原作を膨らます構図も素敵。

全てがアニメ化にあたり原作のいいところを増幅している感じがして

実に愛情あふれる作品となっているのではないだろうか。

体感10分が誇張ではない、そんな時間泥棒に未だの人はぜひ触れてほしい。

そういう意味では【よりもい】より気軽に人に勧めやすいとも言える。

 りゅうおうのおしごと!

原作:白鳥士郎 イラスト:しらび
制作会社:project No.9 監督:柳伸亮

OP「コレカラ」Machico ED「守りたいもののために」伊藤美来

キャスト:九頭竜八一(CV.内田雄馬) 雛鶴あい(CV.日高里菜) 空銀子(CV.金元寿子)
夜叉神天衣(CV.佐倉綾音) 清滝桂香(CV.茅野愛衣)

ラノベ界でも優遇されヒットを期待されながら満を持してのアニメ化

といった印象のある本作だが、

その出来はほぼ理想形を辿れたと思うのだがどうだろう。

将棋というコンテンツはなぜかニコニコ動画でも人気でチャンネルが開設されているし

なにより現代に歴代最強と謳われる生ける伝説が現役で活動しているのも魅力で

加えて創作として誇張されてるとは一概に言えない逸話が多いのも見栄えのいい一因である。

また、幸か不幸か

まさしくアニメ放送中に小説より奇なる出来事が重なってしまったのも面白い。

まさか!名人が!

原作者が創作よりドラマティックなことが起こってしまったことに

嘆いてるtwitterも話題になった。

それと放送に合わせて裏話を明かすスタイルも

作品への理解が深まるので併せて楽しめた。

描き下ろしショートストーリーつきの描き下ろしイラストも多数あるので

気になる方はそれぞれのtwitterを覗いてみよう。

(そしてバレンタインの銀子さんに悶えるがよい)

それにしても表札通りのただのロリコン小説に非ず

ちゃんと昨今のラノベらしく美少女ハーレムのテイストも踏襲しつつ

スポ根ばりに熱い勝負展開も盛り込み、ぜひ原作を読みたくなった。

どうやらアニメでは押しかけ幼な妻(小学4年生)がメインヒロインだが

原作では姉弟子(中学2年生)がもっとフューチャーされているらしい。

現実の出来事をモデルにした特徴的な要素も多いので元ネタを探す楽しみもあるし

【シンフォギア】並みに熱い(盤上)バトルで泣かされる場面もあるし

オープニングとリンクした最終話で締め方も完璧。

覇権を充分狙える良作品だったことは疑うべくもない。

忘れていた闘争本能さえ呼び覚ます熱量をもった作品だった。

いやー、ほんと今冬は豊作だったよね。


最後までお読みいただきありがとうございました。

あくまで-type.B-、つまり筆者Bの独断と偏見による感想ですので

ぽんばし通信の総意を示すモノではありません、あしからず。

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