2018春アニメ序盤雑感-type.B-② ~3D彼女、ヲタ恋、多田恋 他~

2018春アニメ注目の恋愛作品と料理作品を紹介!

皆さん、2018春アニメ楽しんでますでしょうか。

まだアニメにハマってから6年目の筆者Bが

とりあえず序盤を視聴してみた雑感を書き綴ってみます。

(語彙がないので過去作品を例に出すあたり容赦ください。)

 3D彼女 リアルガール

原作:那波マオ
制作会社: フッズエンタテインメント 監督:直谷たかし

OP「だいじなこと」くるり
ED「HiDE the BLUE」BiSH

キャスト:筒井光(CV.上西哲平) 五十嵐色葉(CV.芹澤優)
伊東悠人(CV.蒼井翔太) 石野ありさ(CV.津田美波)

タイトルで損してるアニメ2018年春代表である。

意外と、と言ってはなんだがかなり楽しませてもらっている。

(始めはフィギュアとかドールとかと恋するのかと思ってました)

講談社デザート掲載ということで

少女コミック特有の胸糞悪い周囲からの罵詈雑言やらで精神をやられるが

それを乗り越えた先に待つのは

少女コミックらしからぬ都合よく好意を抱いてくれる美少女との邂逅である。

そもそも冴えない少年×美少女という、少年漫画ド王道の組み合わせの妙のせいで、

まったく少女漫画らしさを感じないのは自分だけだろうか?

まぁ絵柄のせいで冴えないはずの主人公もイケメンに見えるのがそれっぽいだけで

特にヒロインの無償奉仕っぷりは女性読者ならば反感さえ抱かせかねない気がする。

……あー、だから作中でもなぜかあんなに同性に嫌われてるのか。

思い出したように繰り返されるいじめシーンがあまりにも生々しく

陰口のニュアンスがかなりリアルなので、ほんと胸が苦しくなる場面も多いのだが

(そして身につまされるのだが)

それゆえに解決の糸口が見えた瞬間のカタルシスは強く感動もできるだろう。

やはり、というかなんというか、

ヒロインの考えている事はほんとにまっっっったくわからないし想像もつかないので

主人公と全く同じ思考回路になってしまうのがまた面白い。共感というやつを抱いてしまう。

まぁ、だからこそ余計にこれが少女漫画というのがいまだに信じられない。

え、女性はこれを読んでどこにキュンキュンできるの?

あと主人公の友人が最高にいいやつで泣けてくる。

【俺物語】もそうなのだが、ほんとこの系列の友人ポジションにいるやつは聖人君主しかおらんのか。

逆に女友達の方の性格が嫌だけど悪くない絶妙な位置づけで

なかなかこういうキャラにスポットが当たる作品は多くないから新鮮だ。

今期は他がパッとしないのもあって、かなり上位に楽しめているアニメである。

 ヲタクに恋は難しい

原作:ふじた
制作会社:A-1 Pictures 監督:平池芳正

OP「フィクション」sumika
ED「キミの隣」halca

キャスト:桃瀬成海(CV.伊達朱里紗) 二藤宏嵩(CV.伊東健人)
小柳花子(CV.沢城みゆき) 樺倉太郎(CV.杉田智和)

’10年代最もアニメ化を望まれた作品……はさすがに言い過ぎだが

それほどまでの支持を得て満を持してのアニメ化となった【ヲタ恋】。

個人的にも”アニメ化しそうだな”とは思ってコラムを立ち上げたのだが

まぁほんとにそうなってびっくりやら不安やらで

でもなんだかんだ楽しみにしていた作品だ。

出来としては割と絵も雰囲気も原作とさほど変わらず同じ感覚で見られる良作。

原作が一話一話独立してるのでそのつなぎのカットが加わる影響で

ややギャグのテンポが緩やかになってしまってはいるが

おおむね想定通りである。

つまるところ、かなり”イタイ”台詞もそのまま再現されているので

そこに拒否反応が出る視聴者がいるのもまた事実。

でもそこは”オタク”ではなく”ヲタク”とタイトルについてる時点で察してほしい部分でもある。

レビューを眺めていると見事に賛否両論あって、良くも悪くも視聴者が多いなというイメージ。

否定の方の意見に多い、会社に勤めていながらの不適切な勤務態度や

結局美男美女のハイスペック同士の恋愛でまったく共感できないという人も散見されるが

それこそ【WORKING】や【サーバント×サービス】等でも綿々と受け疲れている要素だし

ラブコメというものにいったい何を求めているのだと問いたい。

ラジオで杉田智和も言っていたが、あくまでこれはファンタジーである

それはそれと割り切って楽しめるのがアニメ・漫画というものではないだろうか。

ある意味上記の【3D彼女】とはまったく逆の方向性のアニメなので

両方嗜むことができるならその温度差で2倍楽しめるぞ。

ただ、まぁ、原作を読んでるころから思ってはいるが、彼らは見事リア充してるので

確かにタイトルは「ヲタクでも恋がしたい」くらいが正しいのかもしれない。

 多田くんは恋をしない

原作:羽矢浪好貴
制作会社:動画工房 監督:山崎みつえ

OP「オトモダチフィルム」オーイシマサヨシ
ED「ラブソング」テレサ・ワーグナー

キャスト:多田光良(CV.中村悠一) テレサ・ワーグナー(CV.石見舞菜香)
伊集院薫(CV.宮野真守) アレクサンドラ・マグリット(CV.下地紫野)

そして上記2作品に喧嘩を売るようなタイトルのこちら【多田恋】。

いや実際はけしてまったくそんなことはないのだが、

オリジナルアニメーションということもあり先が読めない故の楽しみが出来るアニメである。

うん、確かに5話を見終わって多田くんに恋をしている気配はない。

ないのだが、すでに割といい雰囲気にも見える。

微妙に主軸が見えずふわっとした展開だが、やはり以後はラブコメの様相を呈するのだろうか。

とりあえず今のところはなんの破綻もないので苦も無く眺めていられるので

このまま最後までヌルっと追いかけられるだろう。

【月間少女野崎くん】のスタッフが集結しているだけあって

人間関係の距離感が笑いとドラマを生む仕掛けは流石の一言。

逆に声優の配役は大胆で、

伊集院に関しては宮野真守をアニメキャラ化したんじゃないかと思う程ウザイ

始めは写真を題材にしていることから【イエスタデイをうたって】のような感じを想像したが

人間強度が全く違ったので少しも被っていなかった。

はたして、以後この写真部要素がクローズアップされるのかどうかは分からないが

キービジュアルの水鏡の仕掛けを見る限りまったくの無関係という事もなさそう。

周囲の主要人物の相関図はおおよそ明らかになってきてはいるが

肝心の主人公とヒロインにその傾向が見られないので

今後の進展を大いに楽しみながら視聴を続けたい。

 鹿楓堂よついろ日和

原作: 清水ユウ
制作会社:ZEXCS 監督:神谷友美

OP「桜色クリシェ」出口陽
ED「Clover」Coffee Creamers

キャスト:東極京水(CV.諏訪部順一) 永江ときたか(CV.中村悠一)
グレゴーリオ・ヴァレンティノ(CV.小野大輔) 中尾椿(CV.山下大輝)

中村悠一つながりでお次はこちら【鹿楓堂】。

イケメンの従業員しかいない和風喫茶店が緩やかな一日を提供してくれる。

(尤も、早々にその平穏は騒がしいものに巻き込まれてしまうのだが。)

おそらく序盤に限った話ではあるが、何か悩みを抱えたゲストが

美味しい甘味とお茶にほだされ心を開放して明日への活力とする

メンタルケアアニメである。

それゆえにデザートの作画が驚異的。

とても数百円で提供しているとは思えないクオリティで

おもわず甘味処を探して入店したい衝動に駆られるほど美味そう。

というより、全体的に作画が安定。

やはり食い物を扱うにはそこに魅力が無いと務まらないし説得力がでないよなと実感。

3話目にして早くも主人公をとりまく不穏な空気が漂い出すが

……なんだろう、声優のせいかあまり負ける気がしないし

なんだかそんなにバチバチ飛ばしそうな雰囲気でもない。

これが【食戟のソーマ】なら間違いなく真っ向勝負!となるところなのだろうが。笑

基本的に穏やかな作品なので気軽にみられるし

今のところなんの棘も刺さらない見心地のいいアニメである。

 かくりよの宿飯

原作:友麻碧 イラスト:Laruha
制作会社: GONZO 監督:奥田佳子

OP「灯火のまにまに」東山奈央
ED「彩 -color-」沼倉愛美

キャスト:津場木葵(CV.東山奈央) 大旦那(CV.小西克幸)
銀次(CV.土岐隼一) お涼(CV.加隈亜衣)

さて、視聴前はどうしても上記の【鹿楓堂】と被っていた【かくりよ】。

だが見てみるとすぐわかるが作品のテンションは全く違い、こっちはわりとやかましい

あやかし×食い処という、割と珍しい組み合わせで新鮮な読後感がありそうだが

今のところ【かみさまはじめました】とか【不機嫌なモノノケ庵】に近い感触。

強気なヒロインと余裕たっぷりの妖かしや人間憎し出ていけーという関係性だったり

これといった目新しさのない背景が広がるが

逆に言えば悪者のいないその空間は見心地が好い。

大旦那もなんだかんだ最初から彼女の事を信用してそうな節もある。

第一話からイヌ科(九尾の狐)に玉ねぎ(オムレツ)を提供したりで

あ、体質に関してはガバガバなのね、とは思ったが

おそらく食を通して妖怪を懐柔していく物語なのだろうから気にしないことにする。

そしてやっぱりどの妖怪創作に登場する雪女は誰もかわいい。

あと、なによりこの作品最大の見どころ(聴きどころ)は

内田真礼・雄馬姉弟による逆転演技だろう。

これまでも何度か姉弟の役が回ってきたことはあったが、

弟が兄で姉が妹での役柄はなかったはずだ。

しかも、今回はこの姉弟でのデュエットもあるという。

双方のファンからすれば念願の!といったところだ。

主題歌に関しては超和風ロックポップで超好み。

キャラソンやサントラ等

個人的に今期ではこの作品に一番期待していたりする。

 異世界居酒屋 〜古都アイテーリアの居酒屋のぶ〜

原作:蝉川夏哉 イラスト:転
制作会社:サンライズ 監督:吉田伸

OP「Prosit!」クラムボン

キャスト:千家しのぶ(CV.三森すずこ) 矢澤信之(CV.杉田智和)
ハンス(CV.阿部敦) エーファ(CV.久野美咲)

なんと同クール内に料理アニメが4作品列挙するという

(【衛宮ごはん】を合わせると5作品)

まさかのグルメフィーバーを見せているが

こちらは少し前の【異世界食堂】を思わすテイストで

……むしろそれを連想しない人はいるのだろうか。

方向性も傾向も何一つそれと変わらず、同じ視聴感で眺めていられそうだ。

どちらが先に連載を始めたのかは知らないが、

同じ系列の作品が雌雄決することなく共存できるのも”なろう系”小説の特徴なのかもしれない。

ただ一つ、

安っぽいテロップの濫用がこの作品の質を下げている気がするのは自分だけだろうか。

気持ち【異世界食堂】よりも人間ドラマを潤滑にする特効薬的な役割が若干強い気がするので

現代社会における人間関係にお悩みの方はちょいとこのあたりを参考にしてみるのもアリかもしれない。


最後までお読みいただきありがとうございました。

あくまで-type.B-、つまり筆者Bの独断と偏見による感想ですので

ぽんばし通信の総意を示すモノではありません、あしからず。

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