2018秋アニメ完走日記-type.B-①

2018年秋アニメのバトルファンタジー作品をピックアップ!

皆さん、2018秋アニメ楽しみましたでしょうか。

まだアニメにハマってから7年目の筆者Bが

序盤雑感からどう変化したか比較しながら

1クール分見終わったアニメの感想を書き綴ってみます。

あらすじを知りたい方はリンクを参照してください。

(参考にはならないと思いますが)

あかねさす少女

原作:打越鋼太郎 原画:桂正和、浅田弘幸

制作会社:ダンデライオンアニメーションスタジオ、オクルトノボル
監督: 玉村仁 構成:ヤスカワショウゴ

OP「ソラネタリウム」MICHI
ED「壊れかけのRadio」和島あみ

キャスト:土宮明日架(CV.黒沢ともよ) みあシルバーストーン(CV.東山奈央)
灯中優(CV.Lynn) 七瀬奈々(CV.小清水亜美) 森須クロエ(CV.井上麻里奈)

パラレルワールドトラベラー美少女バトルはアニメ

――の最終話より先にゲームの終了がアナウンスされるという

前代未聞の幕引きを見せた。

確かにアニメ見ててゲームで楽しめる要素を見出せなかったもんなぁ。

放送前は宣伝に注力し、主要キャラ5人全員が毎話ごとに異世界へ転移して

別世界の自分を演じなくてはいけない関係上、声優陣も盤石の精鋭揃い

キャラデザもエンディングも一貫して“レトロ”にこだわりそれを実現させた作画。

打越らしいなんちゃってSFが輝く舞台設定、とどこを切り離しても面白くなる!

――はずだった。

結果は全て平均点の話題にならない凡作

シリアスとギャグの配分を間違えるとこうなる。

あと【LOST SONG】でも同じことを思ったのだが、仕掛けるのが遅すぎる!

オリジナルアニメなので導入をポップにしたくなるのは解るのだが

9話以降を見ると2~7話はもっと縮められたんじゃないかな……と感じる。

(いや、クロエメインの回はかなり好みなんだが)

3話で事件を起こさないと危険だとなぜ歴史から学ばなかったのか

密かに最大のピンチだった場面も気持ちの切り替え一つで解決してしまったのも

それまでの空想科学を活かしていないように見えてモヤモヤした。

ほんと女子の心ってのはころっころと変わって理解出来んのよな。

それでも物語を収束させる黄昏編は広げた風呂敷をちゃんと畳めたと思えるし

なにより声優さんの演じ分けが楽しかった。

最終話付近なんてずっと黒沢ともよ同士が対話してたしな!

まぁ、当初は全4巻編成で出そうとしてたパッケージ版を

全部詰め込み1BOXで済ます仕様に変更されたという事で

その評価が想定されたものとどれだけ相違があったか察せるというもの。

すべては、1話で異世界異空間に転移するSFですよと開示しておきながら

2話に別に異世界でする必要性を見いだせない恋愛系を持って来たのが失敗だと思う。

SSSS.GRIDMAN

原作:円谷プロ

制作会社:TRIGGER 監督:雨宮哲 構成:長谷川圭一

OP「UNION」OxT
ED「youthful beautiful」内田真礼

キャスト:響裕太(CV.広瀬裕也) 内海将(CV.斉藤壮馬)
宝多六花(CV.宮本侑芽) 新条アカネ(CV.上田麗奈)

ウルトラマン亜種の特撮モノで、最終話から察するにおそらく正統続編

一人の少女の箱庭の中で展開する予定調和に異物が入り込み

日常が非日常へと変貌していくスリルと不安を描いたSF作品。

はたして侵略してたのは弱さにつけ込む宇宙人の方なのか

はたまた無機質な日常に刺激を与えるグリッドマンの方だったのか――

TRIGGERらしい大仰で動的で拭いきれないB級感を内包しつつも

キャラクターの、特に敵役の繊細な心理描写が上手く噛みあった傑作

元特撮という事で戦闘シーンへの力の入り様も尋常ではなく

技名を叫ぶことすら清々しいほどに熱くダサかっこいい。これは滾るな!

元々がそういう作品なのか現代風にアレンジされたかは定かじゃないが

とにかく日常パートの細やかな描写と会話シーンの展開が秀逸で

どのキャラにも感情移入してしまうほど丁寧。

セカイ系でこれをやられたらたまんないですね。

個人的にアサルト達の尖りすぎてるキャラ付けがツボだ。

実際目立つのは主人公ユータ及びグリッドマンだが

物語の主軸はむしろ美少女2名のやり取りにあったと思う。

電脳空間での戦闘と神が創りし数々の御霊。

正直【あかねさす少女】と【BEATLESS】のテーマさえもそこに含まれているのだ。

あとはもう主題歌の歌詞に作品のすべてが詰め込まれている。

君を退屈から救いに来たんだ

それは一人暮らしなユータへ、気だるげなリッカへ、

趣味がニッチなウツミへ、もちろん現実のアカネへ、

そしてなにより大人になってしまった君たち視聴者へ向けたメッセージなのだ。

間違いなく中盤までは覇権と呼ばれるにふさわしい満足度だった。

――とあるサーガが覚醒するまでは。

閃乱カグラ SHINOVI MASTER -東京妖魔篇-

原作:高木謙一郎(マーベラス) 原画:八重樫南

制作会社:ティー・エヌ・ケー 監督:柳沢テツヤ 構成:北島行徳

OP「SCARLET MASTER」佐咲紗花
ED「純正エロティック」Mia REGINA

キャスト:雪泉(CV.原由実) 飛鳥(CV.原田ひとみ) 焔(CV.喜多村英梨)

忍ばざる忍びのバトルロワイヤル忍法帳

昨日の敵は今日の友を繰り返してきているので

バトル等でぶつかりはしても基本的に新キャラ以外は全員味方。

その新しい仇も今回は人と妖怪のハーフという

これまたベタにシリアスに出来る題材でおおよそ定石通りに事は終結した。

今回はユミがメイン視点で、つまり本筋は比較的落ち着いた雰囲気で展開。

日常パートはこれでもかと乳要素を挟み込みエロいというよりはもはやギャグ

初回動かなかったことが嘘のように

後半以降はバトルにしろ胸部装甲にしろバルンバルン動き回り息を吹き返せば

次回を匂わせつつも綺麗に収める無難な着地点。

……言ってしまえば”ながら見”にとても適している。

気軽に視聴できるという事だが、まぁそれが良いのか悪いのかは人それぞれだ。

清々しいほど視聴後の感想は浮かばない

BEATLESS Final Stage

原作:長谷敏司 イラスト:redjuice
制作会社:ディオメディア 監督:水島精二

OP「Truth.」TrySail
ED「Shapeless」東京パフォーマンスドール

キャスト:遠藤アラト(CV.吉永拓斗) 遠藤ユカ(CV.小野早稀)
レイシア(CV.東山奈央) 紅霞(CV.冨岡美沙子)

人とヒューマノイドの付き合い方を究極的にまで煮詰めたSFバトル作品。

平気な顔で……いや兵器な顔で超火力をぶっ放したりクラッキングしたり

超高度社会の内外から人工物の存在意義を問う意欲作で、

現代の我々が今後直面するであろう問題も大なり小なり含有されている。

ただアニメはもうとにかくスロースターターという印象で、

正直序盤から12話にかけては冗長

見るのが苦痛、とまではいかないまでも、

今まで何百回見たんだろうという場面までも丁寧に仕上げてきて

且つ核心はボカしたままなので真正面から向き合うとこの上なく退屈。

ただ表面上はそうでもそれを描く意味は何重にも編まれており

なかったらなかったで終盤が薄っぺらくなるので必要ではある。

また、監督が真剣に作品と向き合い過ぎて進行は停滞の一途。

4話に1回総集編を挟むという苦肉の策で乗り切り

予定の2クール使い切った後で9月に追加の4話を発表する体たらくだ。

だが、個人的には初めからそうしたスケジュールでしたと言われても信じるレベルで

都合4度挟み込まれた総集編は出来が良く物語を把握させるのに非常に役に立った。

もともと悪くなかった作画もFinal Stageではさらにもう一段良くなっており

redjuiceデザインの美少女が動き回る姿は可憐にして華麗

こうしてクオリティを上げてくれるなら3ヶ月くらい全然待てますよ!

物語は13話、紅霞が特攻する場面から激動する

ここにきてようやく5体の行動目的が明かされていくので

ここまで我慢してきた者なら加速度的に面白くなっていく。

逆にそこまで来れないととにかくつまらないとレッテルを貼られるだろう。

うーん……もったいない。

最終話は古今東西議論されてきた問題だとは思うが

素体が違っても記憶を共有できていればハッピーエンドで良いじゃないというのが持論だ。

結局何だかんだ楽しめた作品なので

なんとか最後まで諦めずに描ききってくれた監督には感謝である。

RELEASE THE SPYCE

原作:SORASAKI.F、タカヒロ 原画:なもり、石野聡

制作会社:Lay-duce 監督:さとう陽 構成:タカヒロ

OP「スパッと!スパイ&スパイス」ツキカゲ
ED「Hide & Seek」ツキカゲ

キャスト:源モモ(CV.安齋由香里) 相模楓(CV.藤田茜) 石川五恵(CV.のぐちゆり)
半蔵門雪(CV.沼倉愛美) 八千代命(CV.洲崎綾) 青葉初芽(CV.内田彩)

なもりデザインのおかげで全体的にほのかな百合香漂うスパイアクション

とにかくかわいい一辺倒のキャラとそれを取り巻く日常パートで糖分過剰摂取気味。

きらら系統にも引けを取らないゆるい百合とキャイキャイ具合で癒されるが――

ついに終盤でタカヒロの魔の手が伸びた!

主人公の相棒の体から鮮血が噴き上がると一気に物語はシリアスに染め上げられ

各キャラの顔色も蒼白となり信頼関係は疑心暗鬼へと変貌した。

視聴者の感情は弟子と共に困惑と絶望の淵へと彷徨うが

……結論から言うと【結城友奈】や【アカメ】のような悲劇には至らなかった。

美少女アニメファンが100%溜飲を下げられる終幕を迎えるので安心して完走してほしい。

あーよかったよかった。タカヒロも人の子だったのだな!

誰もが納得できる形で綺麗に収まってスパッと解決。

悪は滅びて消息を絶ち、彼女等は日常を取り戻した。

多分最後すれ違ったお師匠様(や町のおばあちゃんも)、記憶消されてないよね?

そこまで非情になってない気がする。

まぁ、逆に言うと尖った部分はなく名作になりきれなかったとも言える。

可愛くて楽しくて満足度は非常に高いのだが、数か月すれば忘れてしまいそうでもある。

当然ハッピーエンドじゃないとスッキリしないのは確かだが

印象付けるためには多少の犠牲は必要なのかもしれない。

まちがいなく気軽に勧められる優良物件なのは間違いないんだけどね。

視聴者は(というか、筆者Bは)いつでもわがままだ。


といわけで

最後までお読みいただきありがとうございました。

あくまで-type.B-、つまり筆者Bの独断と偏見による感想ですので

ぽんばし通信の総意を示すモノではありません、あしからず。

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