2018秋アニメ完走日記-type.B-②

2018年秋アニメの異世界ファンタジー作品をピックアップ!

皆さん、2018秋アニメ楽しみましたでしょうか。

まだアニメにハマってから7年目の筆者Bが

序盤雑感からどう変化したか比較しながら

1クール分見終わったアニメの感想を書き綴ってみます。

あらすじを知りたい方はリンクを参照してください。

(参考にはならないと思いますが)

ゴブリンスレイヤー

原作:蝸牛くも(GA文庫) 原画:神奈月昇

制作会社:WHITE FOX 監督:尾崎隆晴 構成:倉田英之

OP「Rightfully」Mili
ED「銀の祈誓」そらる

キャスト:ゴブリンスレイヤー(CV.梅原裕一郎) 女神官(CV.小倉唯)
妖精弓手(CV.東山奈央) 鉱人道士(CV.中村悠一) 蜥蜴僧侶(CV.杉田智和)

名前なき冒険者たちの終わりなき闘争のごくごく一部を描いた英雄譚余話。

一次創作でよく語り継がれている魔王を倒し世界に平和をもたらす英雄がいる傍ら

そうではない小さな集落を守ることに躍起になっている青年が主人公で

その生き様と執念と少しの憧憬を描いた意欲作は

衝撃の第一話から一つも評価を落とさず完走しきった。

ある意味【ミリオンアーサー】とは全く逆の切り口で

英雄でもなければ伝説にもならない、

復讐に捉われているのでけして正義と言い切れるものではない、

されど確実に堅実に実直に素直に目に見える範囲だけを守り続ける男の背中は

現代の目の肥えたアニメファンの心をつかむのに十分だった。

またこんなナリして戦闘に強いわけではなく頭脳戦がメインというのも面白い。

それこそ普通は槍使いや魔女等を視点に置くはずの世界観で

これまでの定石の異世界ファンタジーを知ってる者ほど唸らされたはず。

パーティメンバーもリザードマン、ドワーフ、エルフと耳馴染みがありながらも

やはり一癖ある選出で、そのくせ女の子はちゃんとかわいい。

冗談の通じないような物語構成でいて何気に主人公恋愛包囲網は着実に編まれていく、

ある種ラノベのお約束も忘れない。……いやぁ完璧じゃないか。

中村悠一のドワーフ演技も堂に入っていてすごい。

【K】でも巨漢を演じているし、この男、ほんとなるべくして大成してるよなぁ。

ストーリーよし、キャラデザよし、声優の演技よし、作画よしと

まさに文句のつけようがない出来。うん、毎週待ち遠しかった

文句なく【グリッドマン】と双璧を成す覇権筆頭候補だった。

――とあるサーガが目覚めるまでは。

また、なぜかこのクールはゴブリンの出演率が高く、スライムが活躍するアニメもあり

これまでと違う着眼点を持つラノベが台頭している。

ゴブリンによる凶行を性的表現や陰惨な光景を厭わずに描ききった本作は

絶対他のラノベ原作のアニメに見習ってほしい手法だ。

……聞いてるか、【され竜】の制作陣よ!!

殺戮の天使

原作:真田まこと(ゲームマガジン)

制作会社:J.C.STAFF 監督:鈴木健太郎 構成:藤岡美暢

OP「Vital」遠藤正明
ED「Pray」レイチェル

キャスト:レイチェル・ガードナー(CV.千菅春香) アイザック・フォスター(CV. 岡本信彦)
ダニエル・ディケンズ(CV. 櫻井孝宏) エイブラハム・グレイ(CV.大塚芳忠)

記憶喪失の少女が一人の青年と出会い密閉された空間から

頭脳と体力を駆使して脱出を計るサイコスリラーサスペンス

最初はサバイバル・ゲームかな?とも思ったが

どちらかといえば各階層でボスを倒していくロールプレイングだった。

原作のゲームがどういう代物なのかは知らないのだが

まずこのアニメは間違いなくホラーではない(パンプキンヘッドくらい?かな、ホラーは。)

だがサスペンス要素も繰り返されるうちに慣れてきてしまう。

というのも、主要キャラの一人が中盤で腹部に致命傷に見える裂傷を負うのだが

そこからズルズルとずーっと生き長らえているので

たぶんこいつ一生死なないんじゃないかな・・・・・・とダレてくる。

それも含めて演出が大袈裟というか適当というか……

「殺して」と言った相手を外に出すまでは助けるといった行動や

さんざん人殺ししてきた相手に自分の異常行動を見せたくないといった心理は

まぁベジータ理論として受け入れられるが

致死量の血液が噴出しても「防弾してたから刺されてませんでした」、

「鎌で鉄は切れねーよ」と閉じ込められたのに別の場面ではスッパーンと断裁。

え、だったら最初から出口へ向かって一直線で抜けられたよね?と

もういたるところでの杜撰な矛盾点が鼻についた

それとちょいちょいある申し訳程度の無駄な謎解き要素はなんだよ!

と思ったがそちらはどうやら原作準拠だったらしい。これはただの勉強不足。

つまりこれは議論の余地のない【ダンガンロンパ】というような作品だったわけだ。

ただいかんせん中盤がダレるダレる。相手が変わってもおんなじことの繰り返しな上

結局ナゼ閉じ込められたのかナゼ各メンツに襲われなければいけなかったのか

理由らしき説明はあったが“納得できる回答”は得られなかった

また、全16話あったのだが12話で納められなかった理由が全く分からない。

こんなに薄っぺらい内容4話くらい削れたよね?

「ゲームやってない人にとっては駆け足すぎて理解できなさそう」

という感想も見たが、むしろまだまだ添削できただろ!と思っている。

ほんと、結末だけ気になって最後まで見た

第一話で想像したとおりヒイロ&リリーナENDだった。

どこまでも想定を超えない作品だな。。

声優の演技だけは素晴らしかったので惜しいなぁ、の一言である。

レイチェルは終始可愛かったので満足っちゃ満足だが。

叛逆性ミリオンアーサー

原作:スクウェア・エニックス

制作会社:J.C.STAFF 監督:鈴木洋平 構成:玉井☆豪

OP「ハイライト」大橋彩香
ED「KI-te MI-te HIT PARADE!」パーリィ☆フェアリィ

キャスト:団長(CV.雨宮天) 鉄拳(CV.柿原徹也) 山猫(CV.竹達彩奈)
閣下(CV.花江夏樹) 錬金(CV.水瀬いのり) 流浪(CV.中村悠一)

100万人のアーサーと100万本のエクスカリバーをへし折るアーサー無双。

ブラウザゲームが原作の痛快アホアニメである。

【BEATLESS】【殺戮の天使】【RErideD】と

期待値が高いのに序盤がとにかくつまらなかった作品に比べると

“そんなに深い話はありませんよ”と全体からにじみ出てた本作は

実に見やすかった。

コメディタッチでギャグ多め、しかもEDでさらに

ちょぼらうにょぽみのキャラ崩壊4コマ(っぽいアニメ)が付随し

カオティックぶりに拍車がかかる。

内容はかなりぶっ飛んでいて余韻もクソもなく終わるのだが

個人的には男女混成パーティなのにまったく恋愛感情が交差しない部分が気に入っている。

せいぜい団長が山猫を好きすぎるくらいか。

【閃乱カグラ】同様、ながら見に適している。見逃しても気にならないし。

最終話で全部そいつ一人でいいんじゃないかなぁ、と思うようなキャラ

(どうやら前作主要キャラっぽい)がでてきて主人公等の立場がなくなるが

それさえもこの作品らしいと一笑できるから不思議だ。

というわけで、内容がないわりに印象は悪くない【ミリアサ】でした。

――今覚えてる情報もほとんどないけど。

メルクストーリア – 無気力少年と瓶の中の少女 –

原作:Happy Elements K.K

制作会社:エンカレッジフィルムズ 監督:追崎史敏
構成:追崎史敏、内田裕基、雨宮ひとみ

OP「オリジン」Mili
ED「Bottleship」メルク

キャスト:ユウ役(CV.田村睦心) メルク(CV.水瀬いのり) トト(CV.花守ゆみり)

できればのんびり暮らしたい少年と

一人ではどこへも行けないがお転婆が過ぎる妖精とペットによる冒険活劇。

ブラウザゲームが原作だがそれっぽさを微塵も感じさせない

実に丁寧に作り込まれたアニメだったように思える。

それはもちろん音楽や作画といった基本的な部分もそうなのだが

ストーリーを厳選してきれいに纏めた脚本を私は讃えたい。

だって前後の話をきっぱりと分けて整合性を切り離してんだもん。

思い切りがいいよね。

全体的に子供向けの雰囲気を絵柄からもシナリオからも感じるのだが

それでも終盤を彩った3編がオススメ。

ひとり3役の日笠陽子の演じ分け・歌い分けが輝いた歌姫編

種族間の概念を飛び越えて友情を育んだ天使編

もしかしたら共感で涙する人もいるかもしれない。

それぞれ独立したお話で同じような結末を紡ぐ手法に

【王ドロボウJING】っぽさを感じるのだが、

それはおそらく子供向けの媒体と

それにとどまらないメッセージ性を感じたからかもしれない。

ただ、まぁ、とにかく地味

大きく物語が動くわけでもないので話に興味が持てなければそこで試合終了。

大した評価を得られていないのも正直納得である。

幸いなのは、それぞれの章が独立してるので

最後だけでもみてほしい!といえることだ。

特に日笠陽子ファンであればがっつり歌唱してるので

それを目当てにしてもいい。

ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士

原作:春日みかげ(ダッシュエックス文庫) 原画:メロントマリ

制作会社:AXsiZ 監督:板垣伸 構成:金月龍之介

OP「リベラシオン」渕上舞
ED「百年のメラム」rionos

キャスト:モンモランシ(CV.逢坂良太) ジャンヌ・ダルク(CV.大野柚布子)
アスタロト(CV.東城日沙子) リッシュモン(CV.沼倉愛美)

百年戦争とアーサー伝説と悪魔崇高と錬金術という

中ニ病要素ををごちゃまぜにした幻想物語。

一応史実をもとにした舞台設定なので

多少歴史をかじったものなら話を理解しやすいのも◎。

作画もきれいだし美少女も属性てんこ盛りでちゃんとかわいいので

個人的には見やすいなぁとは感じていた。

ただ、まぁ良くも悪くも設定を練り込んだいかにも中高生向けといった塩梅で

これを見てなにか価値観が変わるとか驚くような展開があるとか

そういった刺激はほとんどない。

それとなにかにつけて薄っぺらい、中途半端だ。

シリアスによればエロ要素は邪魔になるし、

エロやギャグを期待すると突然の残虐シーンで冷めるだろうし

そういうシーンはあるのに美少女が捕虜になっても五体満足で帰ってくる。

必ずしもそこで凌辱してほしいわけではないが、

それなら【転スラ】のように皆無にするか【ゴブスレ】のようにエグくするか

上記の評価とこの作品の評価を鑑みるに、答えは明確だと思うのだが……。

というか【ゴブスレ】があったせいで完全に魅力が埋もれてしまったのではないだろうか。

せっかく導入が”おもらし”繋がりだったのに、

印象的な場面でもう一度致した女神官と違い

フィリップさんはなんか変わってしまいましたね……もどして。笑。

まぁ、こんな具合に個人的にはなんだかんだ楽しんだ部類に入る


といわけで

最後までお読みいただきありがとうございました。

あくまで-type.B-、つまり筆者Bの独断と偏見による感想ですので

ぽんばし通信の総意を示すモノではありません、あしからず。

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