2018秋アニメ完走日記-type.B-⑥

2018年秋アニメの乙女向け作品をピックアップ!

皆さん、2018秋アニメ楽しみましたでしょうか。

まだアニメにハマってから7年目の筆者Bが

序盤雑感からどう変化したか比較しながら

1クール分見終わったアニメの感想を書き綴ってみます。

あらすじを知りたい方はリンクを参照してください。

(参考にはならないと思いますが)

狐狸之声

原作:光线君(爱奇艺漫画)

制作会社:ゆめ太カンパニー 監督:於地紘仁 構成:成田良美

OP「COME:BACK Stage!」LoveDesire
ED「HOPE」鹿乃

キャスト:フーリ(CV.河西健吾) コンチュエ(CV.菅沼久義)
ジーホティエン(CV.日野聡) チュユン(CV.香里有佐)

中国発の芸能界ドキュメント。一応アイドルもの、ともいえるのかな?

どの国の芸能界をモデルにしたのかは分らないが、

とりあえず日本のそれとは大きく異なる体制をしていて感情移入は難しい。

普通歌声でばれるでしょとか、毎回生で歌う必要ないじゃないとか

バレた時の国民のリアクションとか、足を引っ張り合う女性グループとか……etc。

むしろ90年代の音楽アニメによくあったストーリーのような気もする。

【快感フレーズ】とか【グラビテーション】とか。

どっちもボーカルの声優さんとは歌唱パートのアーテイストとは別だったし。

そういう意味でもやっぱり少し古く感じるというのは

中国産アニメに覚える共通の感想かもしれない。

あとタイトルは一体何にかかってたのだろう。

主人公の仮面だよ!といわれるかもしれないが、彼がそれを纏った意味もよくわからない。

まぁ、それはそれとして楽しめたからいいんだけど。

ゴールデンボンバーもびっくりのエアボーカルで天下を取れると思えるのか

はなはだ疑問だが、主人公の歌声も絶賛されるほどかなぁ?とは感じる。

というか最初から主人公とヒロインが組んで音楽活動すれば

すべてが丸くおさまってみんなハッピーだったんじゃないだろうか……。

どうもドラマティックにしようとしすぎて回りくどくしすぎてるような気が。

しかし楽曲さえ良ければ評価される世界というのは理想だと思うので

そういう意味では是非そうなってほしい世界観ではあった。

抱かれたい男1位に脅されています。

原作:桜日梯子(MAGAZINE BE×BOY)

制作会社:CloverWorks 監督:龍輪直征 構成:成田良美

OP「不完全モノクローグ」佐香智久
ED「ちゅんたか!」

キャスト・ED歌唱:東谷准太(CV.小野友樹) 西條高人(CV.高橋広樹)

続けて芸能界モノ……というかゲイ脳会モノのこちら【ダカイチ】。

上記の【狐狸】に比べれば完全に日本の芸能界を舞台にしてるというのは一目瞭然。

リアルかどうかは置いといて、あり得るかもしれないと思わせられるかが肝だ。

というか多分男女に置き換えたらたぶんこういうことはよくあるでしょ。しらんけど。

アニメには珍しい完全に本番ありのBLなので一見イロモノに見えるかもしれないが

これはまぎれもなく一人の男をめぐる純愛ドラマ

西條高人を中心に彼に惹かれ彼に惑わされ、形はどうあれ自分のモノにしたいという

欲望やら純粋やらがあらゆる方向から絡まってくる群像劇、

とここまで言語化すればあら不思議、普通に少女コミックでよく見るでしょ?となる。

個人的に気に入ってるところは、

主役が2人ともいろんな方面からアプローチやら嫌がらせを受けるが

2人ともまったくお互い以外への情愛が揺らがないところ。

むしろそれらがあったから尚更燃え上がったという

ある意味古典的な結果ともいえる。

高人さんは一見チョロいがやっぱりちゅんた以外には靡かないし

ちゅんたは考えうる手段のすべてを駆使して彼を守ろうと奔走する。

特に大女優と組んで企てた計画は、

希望的観測でそうであってほしいとは思いつつも

実際100%打算だと発覚してよくやった!!と気持ちのいい結末だったし

物語の構成もかなりかみあってたように感じる。

最初から最後まで13話たっぷり二人のラブラブを見れて良かったです。

うん、面白かった。

個人的にはカメラのおっさんの活躍がもっと見たかったかなぁ。

意外と物分かりがよすぎて張り合いがなかったから。

でもそういうやる気ないとこが彼の魅力な気もするし……もどかしいな。

DOUBLE DECKER! ダグ&キリル

原作・制作:サンライズ キャラクターデザイン:桂正和

監督:古田丈司 構成:鈴木智尋

OP「ステレオとモノローグ」霧雨アンダーテイカー
ED「Buntline Special」ビッケブランカ

キャスト:ダグ(CV.三上哲) キリル(CV.天﨑平)
ディーナ(CV.早見沙織) ケイ(CV.安済知佳)
マックス(CV.大地葉) ユリ(CV.種﨑敦美)

B級解説がウザいが悔しいほどハマるスチームパンクバディーSF

唐変木で昼行燈で何も考えてないようで意外とお茶目なベテランと

猪突猛進愛されるべきバカだがその整った顔立ちも実は伏線だった新人による

タイトルの時点で”あぶデカ”っぽくもある【ダブデカ】。

結論から言うと最初の3話見た時点でこれはかなり面白いと確信があったので

最後までとっておいて完走したのはつい最近。

そして期待通り、いや期待以上に面白かった!

基本的にアメコミっぽい絵柄はあまり好まないのだが

この作品の持つスチームパンクっぽい雰囲気がそれを中和する。

あと主人公チームはおいといて、他の女性陣タッグの対比がバランスよく、

かたや噛み合わない歯車同士がぶつかり合いながら折り合いを付けていくのに対し

かたや寸分の狂いなくお互いを信頼して任せて完璧に任務を遂行する。

もちろん主人公チームも思慮深い思わせぶりな相棒にバカが気付いて察した瞬間

爆発的なパワーを発揮する熱い展開。

映画【相棒】に負けずとも劣らないすばらしいバディー作品ではないか!

そしてこれらを基本的にシリアスから一歩ズラしてちょっとコミカルに描くもんだから最高。

割と重い題材を扱ってもあまり暗くなりすぎないいい塩梅だ。

酔っぱらいの発言さえも後半絡めてくるとか粋すぎる。まさかの複線(というか盛大なネタバラシ)

ほんと隅から隅まで考え練られた脚本だということを痛感できる。

ロボットの献身的な大爆発とか普通に感動したけどな!

ダグの高々と積まれた死亡フラグをどう処理するのかと思ったらついに来た!?

からのなんだそのアニメみたいな奇跡!みたいな。――あ、アニメだった。

劇中BGMとOP主題歌も超かっこいいし絵も最後まで崩れないしほんと文句なし。

他のクールであれば一番面白かった!といえるほどのクオリティでした。

超絶オススメです。

BAKUMATSU

原作:フリュー 原画:夏生

制作会社:スタジオディーン 監督:渡辺正樹 構成:横谷昌宏

OP「Spiral Maze」MIKOTO
ED「Part of Me」佐々木恵梨

キャスト:高杉晋作(CV.中村悠一) 桂小五郎(CV.江口拓也)
坂本龍馬(CV.三木眞一郎) 岡田以蔵(CV.松岡禎丞)

タイトルがこの上なくまったく訴求力がないSF戦国

実在した戦国武将が近未来的なアイテムで近未来的な世界を行き来する

小学生が考えたようなよくばり設定で、逆にいえば単純明快で愉快。

なまじ原作の女主人公がいないためもはや別作品じゃないかな?と思うほど

普通にドンパチやっていて、なんとなく【ノブナガ・ザ・フール】っぽい雰囲気だ。

散々な云い様に見えるかもしれないが、実は意外と気に入っていて

イケメン化以外にもキャラの性格がデフォルメ強めで極端に描くとこうかもな

という妙な納得を覚えるのも確かだ。

小中学生とかで習った時の彼らのイメージってまさにこうだったんじゃないかな?

高杉が【幕末ロック】の坂本龍馬と微妙に被るのだが

桂小五郎はどっちも史実通り苦労症だったり。

ストーリーとキャラデザには特に深みはないが、

キャラクターの解釈が面白くて一応それだけで見ていられた。

あと”おじゃる”と”ごじゃる”が超可愛い。

なんだかんだ史実を大幅に改編する様子は少ないので

なぜか早々に決まった2期もそのまま視聴するだろう。

BANANA FISH

原作:吉田秋生(フラワーコミックス)

制作会社:MAPPA 監督:内海紘子 構成: 瀬古浩司

OP「FREEDOM」BLUE ENCOUNT
ED「RED」Survive Said The Prophet

キャスト:アッシュ・リンクス(CV.内田雄馬) 奥村英二(CV.野島健児)
マックス・ロボ(CV.平田広明) ディノ・フランシス・ゴルツィネ(CV.石塚運昇)

フラワーコミックが誇るロングセラー少女コミックが原作。

Sex,Drug and Rock’n’Rollとアメリカンマフィアが踊るギャングアクション

超名作と名高くアニメ化に際してかなり話題になった重要作品だ。

なお、筆者Bは今日(こんにち)まで知りませんでした。申し訳ない。

この作品、内容は常にシリアスでカミソリのような雰囲気に満ちてるんだが

【ダカイチ】並みに登場人物に少年愛好家しかいない

刑務所やゲイバーはまぁそういうところだから仕方がないとして

日常シーンでも基本的に主人公のお尻が狙われるところで

ファンには申し訳ないが正直そこでちょっと可笑しくなってしまう。

なんで出会う奴らみんながみんな性欲持て余してんだろう

おまけに少年で発散しようとしてるんだろう。

いくら美人で女性に見えるといってもそこにあるのは男性器ですよ?

どうにも感情移入できないのでストーリーの重みが分散してしまった。

無論対象が女性でもその感想は変わらないのだが。

基本的にアメリカンな雰囲気の作品(洋画とか)は

そういう意味で楽しめないことが多い。

それでも主人公周辺の友人関係の描き方は多種多様で見ごたえがあった。

とくにショーターが好きだっただけにあの最期はかなり衝撃だった。。

友を思い友を憂い、友の為に友を手にかけ友に撃たれた……。

出自の因縁から友を裏切らねばならず、それでも友を守ろうそして立ち向かい

無念にもそこを突かれ暴走。

シンが出てきてからも彼の人望とやらを間接的に見せられて

そうなると一層主人公の絶望が切ない。

あの結末にも深く関係してるわけだし。

逆にエイジとのやり取りは現代で見ると少し薄味だ。

何の見返りもなく優しくしてしまうのは日本人の性なので彼でなくても成立してしまう。

だが価値観の相違でどうでもいい喧嘩するとこは微笑ましかったですね~。

意見のぶつかり合いは言葉の壁もあったことが途中から発覚してたし。

といったあたりを踏まえると、原作は知らないのだが

実はこれもの凄く丁寧に映像化された作品ではないだろうか?

見事なまでに主要キャラから女性を排除した、ザ・BL!って感じのアニメだが

それだけで納めるにはもったいないクオリティだと感じた。


といわけで

最後までお読みいただきありがとうございました。

あくまで-type.B-、つまり筆者Bの独断と偏見による感想ですので

ぽんばし通信の総意を示すモノではありません、あしからず。

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