2018秋アニメ序盤雑感-type.B-②

2018秋アニメ注目の異世界ファンタジー作品を紹介!

皆さん、2018夏アニメ楽しんでますでしょうか。

まだアニメにハマってから6年目の筆者Bが

とりあえず序盤を視聴してみた雑感を書き綴ってみます。

(語彙がないので過去作品を例に出すあたり容赦ください。)

もはや中間レビューと呼んで差し支えない時期ですがこのままいきます。

ゴブリンスレイヤー

原作:蝸牛くも(GA文庫) 原画:神奈月昇

制作会社:WHITE FOX 監督:尾崎隆晴 構成:倉田英之

OP「Rightfully」Mili
ED「銀の祈誓」そらる

キャスト:ゴブリンスレイヤー(CV.梅原裕一郎) 女神官(CV.小倉唯)
妖精弓手(CV.東山奈央) 鉱人道士(CV.中村悠一) 蜥蜴僧侶(CV.杉田智和)

【グリッドマン】に対抗するは

第一話プロローグから淑女暴行と失禁シーンを堂々と放映したこちら

【ゴブスレ】こと【ゴブリンスレイヤー】。

ハナからこの物語には過激な表現が含まれていますと看板を掲げる潔さ。

無理やりにでも導入をマイルドにする風潮が強い中で、

大胆なこの手法で他との差別化が明確になされた作品だろう。

当然拒否反応を示す者もいるだろうが彼らのことは最初からターゲットには含めていない。

それでも一定数(二次元限定限定で)絶対こういう物を好む層は存在し

きっと昨今の生ぬるい規制表現によって悔しさを溜め込んでいるだろう。

よって【ベルセルク】【H×H】等ダークファンタジーが好みの人は是非みてみてほしい。

主人公がオレツエーするアニメに飽きた人にこそオススメだ。

ストーリーは小鬼とも称される悪徳小動物を殲滅するただそれだけ。

ただ集団で狡猾なゴブリン相手に少数精鋭で挑むので手段は綺麗にとはいかなく

どちらが悪鬼ともつかないその展開に息をのむ場面も少なくない。

個を重んじる風潮にも疑問を投げかけるように、キャラに名前が無いのも特徴。

役職や種族でお互い呼び合うのでもし同職のキャラが出てきたらどうするのだろう?

だのに主要キャラが主人公をそれぞれで別の名称で呼ぶもんだから面白い。

屈強な戦士でも状況によっては死闘になってしまったり、

魔法はあるものの過剰な期待を寄せられる代物ではなく、

ときには反応現象まで利用するリアル思考なので理屈好きにも訴求する。

またパーティメンバーが異種混合なので戦闘のバリエーションも豊富。

大きな成果には多大な代償も必要で、起こる物事に必然性があるのもいい。

そしてこんなニッチな作品が2017年の期待のラノベ1位というのも興味深い。

なんだ、みんながみんな美少女ハーレムご都合主義的異世界転生軟弱ファンタジーだけが好きなわけじゃないんだな!

どうやら重要な章を一つ飛ばして最新話は進行しているらしく

おそらく後回しにされたそれが第1クールクライマックスと予想される本作。

エグい部分を包み隠さず、媚びる要素皆無の制作陣に拍手を送りたい。

【され竜】も同じスタッフで作り直してくれませんかね?

CONCEPTION

原作:スパイク・チュンソフト 原画:大塚真一郎

制作会社:GONZO 監督:元永慶太郎 構成:柿原優子

OP「Star light, Star bright」ナノ
ED「Desires」沼倉愛美

キャスト:弓削イツキ(CV.小野友樹) 粉月マヒル(CV.加藤英美里)

【ダンガンロンパ】擁するスパイクチュンソフトの提供するゲームが原作。

しかもキャラデザが【リゼロ】の大塚真一郎という事に加えてGONZO制作、

下手すればレートにR-18でも必要なんじゃないかと噂されていたので

結構な期待を持って視聴してみたのだが――

言い切ってしまうが実際は凡百な異世界転生ハーレムファンタジー

しかも最初から彼女持ち。

それで他の女性キャラにうつつを抜かすとかどういう了見だろう。

星座をモチーフにした12人ものヒロインと疑似恋愛を強要し

仲間を増やす手段(いわゆるガチャ要素)が性行直前までイく仕様なせいで

おそらくそのサービスシーンが売りなのだと思うが

ナビゲーターを務める小動物も放送禁止用語を連発する下品な淫獣で

個人的には嫌いじゃないが嫌悪感を示す者も多いはず

主人公が大して強くないので成長譚が楽しめる余地はあるのだが

でも序盤を見た限りだと頑張るのは結局生み出した精霊達の方だよね……?

とにかく全体的に軽薄な雰囲気が漂っており、

重厚なストーリーを期待するとかなり肩透かしを食らう。

そうしないと世界滅亡する位の危機に陥ってはいるのだろうが

いかんせん緊張感が足りない。

材料はいいのに料理が上手くないパターンか……

一話で一人以上おとすポータブル彼女が好きなら試聴あれ。

転生したらスライムだった件

原作:伏瀬(マイクロマガジン) 原画:みっつばー

制作会社:エイトビット 監督:菊地康仁 構成:筆安一幸

OP「Nameless story」寺島拓篤
ED「Another colony」TRUE

キャスト:リムル(CV.岡咲美保) シズ(CV.花守ゆみり)

異世界転生を題材にしたアニメという物は2極化すると思っている。

流行ってる上に扱いやすい題材ゆえに多くの人の興味をそそる素養はあるはずなのだ。

それでも傑作と駄作が生まれてしまうのは、おそらく

新しいモノ好きなのに定石を重んじる視聴者のわがままが跋扈しているせいだろう。

前期の【異世界魔王】VS【百錬覇王】に続き今季も2作品が顔を揃えている。

そのサイレントマジョリティーにこの【転スラ】は上手くハマったと言えよう。

スライムなんてファンタジーが生まれたその瞬間から存在している代表的キャラなのに

彼を主人公にした作品と言われるとこれがまた実に少ない。

導入こそ【幼女戦記】を思わす不慮の人為的事故でテンプレ通りなのだが

その瞬間ブラウザゲームよろしく

これまでの人生で培った各ステータスの振り分けが行われる。

それは必ずしも生前会得した技能や資格に限らず、

世間的には負け組と称される境遇にまで審査が及ぶ。
(スライムという形に落ち着いたのもその過程によるものである。)

不本意ながら守り続けた貞操が実を結び怒涛の固有スキルを獲得していく部分で

面白そうと思わせる”ツカミ”はかなり大きかったのではないだろうか。

どうだろう?君が今無為に過ごしていると思い込んでいるあれやこれやも

死後何らかの役に立つかもしれないと思えたら

これからの人生ちょっとは前向きに考えられる……かもしれない。

少なくとも筆者Bは大賢者は獲得できる。

まぁそんな精神論は置いといて、ストーリー自体もかなり見ごたえがある。

主人公がチート能力を保有している点は他の異世界転生モノと同様なのだが

それで強敵に立ち向かおうといったような力を誇示する方向にはあまり行かない。

あくまで余生を楽しむように自分の活動域での快適な暮らしを目指す。

まぁそれがいともたやすく行われるえげつない行為に抵触する場面も間々あるのだが。

途中エンディングにも登場するヒロインと思しき人物が主人公の前に現れた。

いっそう華やかになった絵面でしかも彼女の声優が花守ゆみりとなんとも俺特。

今季一番かわいいと思うヒロインであるシズさんの活躍に注目したい。

叛逆性ミリオンアーサー

原作:スクウェア・エニックス

制作会社:J.C.STAFF 監督:鈴木洋平 構成:玉井☆豪

OP「ハイライト」大橋彩香
ED「KI-te MI-te HIT PARADE!」パーリィ☆フェアリィ

キャスト:団長(CV.雨宮天) 鉄拳(CV.柿原徹也) 山猫(CV.竹達彩奈)
閣下(CV.花江夏樹) 錬金(CV.水瀬いのり) 流浪(CV.中村悠一)

ブラウザゲームが原作なのは知っているが

なんだかちょっと前にもアニメをやっていたような気がする【ミリアサ】。

どうやらキャラクターソングの発売と実写版の存在がそう思わせていたのであり

実際は今回が初アニメ化……という認識で合っているだろうか?

100万人のアーサーと100万本のエクスカリバーをぶち倒すという

トンデモ設定のアニメで、バトルバトルしているが基本コメディ

まぁシリアスになるべくもない設定なのでこれでいいと思うのだが

そのギャグ部分も突拍子のない混沌っぷりでかなり独創的。

なぜにたくあん……これ別のものに置き換えるだけで超シリアスになるのに。

ハマれば面白いのだろうが最新話が訪れる頃には

前話以前の回が記憶に残らないほど中身がないので如何としたものか。

だが作画はあざと可愛く全体的に高水準でキャラは正直魅力的。

声優も無駄遣い豪華で著名人が破天荒に演じていて耳にも心地いい。

ストーリーは分からす気もないのか理解もできないが

それでも“くだらない”が退屈に感じないあたりが

【CONCEPTION】とは明確に違う部分である。

何も考えずに見られると言う意味ではいいお手軽ファンタジーといった塩梅。

花江夏樹のメス演技が好きな人は第5話だけでも必見だ。笑。

メルクストーリア – 無気力少年と瓶の中の少女 –

原作:Happy Elements K.K

制作会社:エンカレッジフィルムズ 監督:追崎史敏
構成:追崎史敏、内田裕基、雨宮ひとみ

OP「オリジン」Mili
ED「Bottleship」メルク

キャスト:ユウ役(CV.田村睦心) メルク(CV.水瀬いのり) トト(CV.花守ゆみり)

微妙に児童向けか否か判断のつきづらい水彩画のような雰囲気のアニメ。

こちらもゲームアプリが原作らしいが今期のそれ系統では一番その要素を感じない。

すごい、どのあたりに課金要素があるのだろう。精霊かな?

未熟な思考や凝りに凝った固定観念からの孵化といったような心の成長譚が多め

ストーリーもゲストキャラも立っていてそれぞれに奥行きがあり面白いと思う。

……ただいかんせん冒頭にも記したとおり少し子供っぽい。

刺激物の多い今期の深夜枠ではちょっと退屈に見えてしまうのが惜しい。

作画や音楽は一級品で、なんとなく【ハクメイとミコチ】を思い出す。

最新話は意外にも【18if】のような精神世界でのドタバタ劇と化すが※子安のせい

エピローグで途中のわけのわからなさも回収したのでよく出来ていたと思う。

まぁおじさんおばさんが見るにはやっぱりちょっと物足りないのだが。

ただ、モンスターを”倒す”のではなく”癒す”。

このコンセプトは盲点というかかなり興味深い題材である。

尤も、その部分は最初の数話しかフューチャーされてなかったようにも思うが。

あと”なのですよ”が口癖の妖精がうざ(かわい)いので

主人公が不憫かなと思うくらいであまり無気力さは感じない。

でしゃばらず押し付けずでも心根優しい素晴らしい少年じゃないか。

つまり、タイトルに偽りありなので注意すること(※どうでもいい)

ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士

原作:春日みかげ(ダッシュエックス文庫) 原画:メロントマリ

制作会社:AXsiZ 監督:板垣伸 構成:金月龍之介

OP「リベラシオン」渕上舞
ED「百年のメラム」rionos

キャスト:モンモランシ(CV.逢坂良太) ジャンヌ・ダルク(CV.大野柚布子)
アスタロト(CV.東城日沙子) リッシュモン(CV.沼倉愛美)

【ゴブスレ】に続き失禁シーンが序幕に差し込まれた

日本に於いてアーサーの次に有名な聖少女ジャンヌダルクが題材の作品。

アーサーは主に【fate】のせいで美少女化の代表格と言ってもいいが

ジャンヌに関しては歴史書を見ても一貫して美少女と記されているので

そのコトワリから外れたキャラデザをした作品は見たことがない。

まぁロリいジャンヌは割と珍しいかもしれないが、とりあえずヒロインは間違いなく可愛い

百年戦争をベースにアーサー伝説やら錬金術やらをごっちゃ煮にした

西洋ちゃんこで展開しており

地名やキャラの固有名詞が耳馴染みのあるのでストーリーは理解しやすい

彼女の壮絶な生涯は誰もが知るところなので悲劇が展開される必然性もある。

よって密かに放送前は一番期待していた作品だったのだが――

原作でもそうなのかアニメだからなのかは分らないがあらゆる物事が薄っぺらい

運命に引き裂かれる幼子や妖精大虐殺、魔女裁判(までは描かれないか?)やら

起こる物事は大変興味深いのだが、それに至る経緯やそこから起こる結果が淡白。

おそらくは【され竜】同様2巻以降も詰め込む欲張り構成なせいだと想像できるが

加えてギャグ的下ネタと残虐シリアスが混同していてどっちつかずな印象。

他の作品にも思うのだがこのバランスを整えるよりはどちらかに振り切った方が

満足度は高くなると思うのだがそうならない作品が多いのはなぜだろう。

あと不可抗力なので仕方がないが、同時期に【からくりサーカス】をやっているので

賢者の石の扱いの差を感じてしまう。

共通項は空気に溶け接種により不老不死になるって事くらいか。

それでも好きな題材のおかげでキャラに愛着がわいて視聴を続けているが

とても人にお勧めできるクオリティとは言えないのが残念だ。

というか他の人にはおそらく100回見た凡作という評価が多いのではないかな?

個人的にはジルドレを主人公に据えてるあたり面白い視点だとは思うのだが。

序盤以降全く見せ場のないジャンヌが再び暴れまわることを期待して

完走することは濃厚だが、面白さは正直【ミリアサ】と大差ない。


といわけで

最後までお読みいただきありがとうございました。

あくまで-type.B-、つまり筆者Bの独断と偏見による感想ですので

ぽんばし通信の総意を示すモノではありません、あしからず。

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